1/7【雑感】決断の時が一気に近づいてきた
米国市場にブレーキが働かず、マーケットはやや暴走モードです。米国株を買ってる人は、ある程度上昇に付き合ったら一旦逃げた方がよいでしょう。暴落前最後のババ抜きに見えます。ここまで米国市場を牽引してきたのはハイテク株です。特に米国のハイテク株を買っている人は警戒心を強めて損はないでしょう。赤信号連発しています。
となると、ここから資金の流れが変わる可能性が出てきます。米国ハイテク株から米国シクリカル株、または日本株へ流れるパターンです。米国はシクリカルが相場を牽引するような状況ではないため、日本株に流れるマネーは多いと思います。本日の日本製鉄の高値更新はこれで説明がつきます。
日本製鉄は先日解説したように、おそらく手替わりが進んでいる可能性が高い。つまり、株の保有者が順調に入れ替わっています。
そしてここにきて、日本のバリュー株見直しの動きです。日本製鉄は節目を越えて目先の上昇は強そうに見えるので、私はここらで持ち株を上乗せをします。
問題はその後、米国マーケットがブレーキを踏むのはいつか、という点です。そしてブレーキを踏んだ時に、影響を受ける株はどんな分野か、ということです。
おそらく影響は、
米国ハイテク株≫米国シクリカル株>日本ハイテク株>日本シクリカル(バリュー)株
という感じになると思います。要は、日本株の鉄鋼、石油などは悪影響が小さい可能性があります。影響の程度はもちろん読めませんが、安値には買いが入るでしょう。ここで捕まってもまぁ2~3年先の予想は変わりませんから、私はまず1000株くらいは買い直します。
日本株市場も既に短期的なバブルモード入りしていますが、三菱UFJ銀行が11月の高値を越えていることはポイントです。この時も書きましたが、6月の高値を越える時が本格的な転換の合図になります。もし明日以降そこを越えていくなら、今回の過熱感は意味を持たないバブルではないように見えます。静かに日本株見直しの合図が発せられるような感触です。6月の高値を越えるのであれば、日本製鉄をもう1000株買い乗せしようと思います。
最近の相場が難しいのは、市場からのメッセージが複数届いているからです。しかもポジティブなものとネガティブなもの、ゴチャゴチャです。自分がどのメッセージを選んで、どう解釈していくか…20日まで悩む時間がないのであれば、前倒しで決断するしかないのです。
他の記事はこちらから探すと便利です。
https://note.com/n_kabu/n/n94f0f50bf81c
【テキストB】具体的な銘柄選別方法と分析事例(超長期銘柄分析シート付き)
https://note.com/n_kabu/n/nb19c5e094896
※ようやく更新ファイルが完成したので、明日公開します。