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不動産投資の種類【まとめ:地方投資をしよう!】

ここまで、不動産投資にはどんなものがあるのかを見てきました。一口に不動産投資といってもその種類は様々です。それぞれ一長一短があり、自分に合った投資手法を選んでいく必要があります。

一連の連載で、不動産投資の典型的なパターンについて、ざっくりとしたイメージを持ってもらえたかと思います。今回はこれまでの内容を振り返りながら、どの投資手法が良いのかを説明したいと思います。

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結論:資産家じゃなければ地方投資一択!

こうして見ると、それぞれ長所短所があり、一般的には、どちらがいいかとは言えません。端的には、地方一棟は、低資産高収益、都内一棟は、高資産低収益が特徴です。

しかし、現段階では、1000万円程度の年収のサラリーマンには、都内一棟は、やりたくても無理であるということです。なぜならば、都内一棟では、普通に2~3億の物件が多く、そして、現在、銀行は頭金を2~3割求めてくるのが普通になっており、諸経費も勘案すると5000万円から7000万円の現金を用意できないとそもそも都内投資の土俵にすら上がれません。この額は、通常のサラリーマンには、用意するのが難しいと思います。低く見積もって1億だとしても、3千万円から4千万円が必要であり、これも難しいと思われます。

また、仮に購入できたとしても、運用益が少ないために、次の物件の頭金を得ることも難しいので、その後の購入が期待できません。

さらに、利回りが10%以下の場合、短期はともかく、長期的には大規模修繕を行わなければなりません。そのレベルの運用益では、資金的な余裕がない限り、物件の維持自体が困難であると言わざるを得ません。

以上を踏まえて、結論を申し上げると、都内投資は、資産家でないと難しい投資手法であり、普通のサラリーマンであれば地方投資が最も身の丈にあった投資方法です。

この記事を書いた人

中島亮(なかしまりょう)

中央大学法学部卒。法務博士

主に地方の一棟アパートを購入する個人不動産投資家。
サラリーマン15年目にアパート投資を開始。
その後、6年間で10棟93戸を購入し、退職。

現在、39棟383世帯所有。年間賃料19,000万円超え。キャッシュフローは実質3,000万円を超えている。大家向けN塾主宰

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