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気配り、目配り、心配り

前回、福祉の仕事をするうえで大切なことをお話ししました。

その中で「気配り」をご紹介しました。これは福祉関係の仕事に必要なことはもちろんですが、どんな仕事をするうえでも大事な要素の一つです。「気配り」と似た言葉で、「目配り、心配り」があります。この3つは似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。それぞれ簡単にご説明します。

●気配り
相手が次にどのような行動をとるかを察知し、行動すること。気配りが出来る人は、少し先を予想して人のために行動ができるのです。仕事においては、言われたことだけをするのではなくその先まで自ら出来るような人です。

●目配り
周囲に目を向けて、色々なところに注意を行き届かせること。目配りが出来る人は、視野を広っているため真っ先に気付くことが出来ます。些細な行動や相手のわずかな変化にも気付くことができます。

●心配り
相手の立場になって行動すること、配慮です。心配りが出来る人は、何をしてあげたら相手が喜ぶかなどを考えて行動ができます。気配りが自分の立場での行動だとすると、心配りはさらに相手に寄り添った行動をさします。

ビジネス面以外にも、日頃からこの三配りをできるようになると、周囲からの評価も上がり、あなたの魅力になります。普段あまりできていないかもしれないと感じる方も、まずは周囲を注意深く見てみることから始めてみると良いでしょう。自分が相手の立場ならどのようにしてほしいか?などを考えながら行動することも良いと思います。

こうした思いやりの行動をできるのも、日本人の魅力の一つです。日常から大事にしたい心がけですね。

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