優しさと思いやり

「優しさ」と「思いやり」という言葉は似ています。

それぞれの意味としては…

「優しさ」は、目に見える形で相手に親切にするということです。
忘れ物を届けたり、お茶を出したりなど、自分が思う親切な行動をとることです。自分が人のためを思って行動することですが、相手によっては余計なお節介と感じている場合もあるかもしれません。それでも相手のために何かをしてあげたいと考えて行動をすること、それが「優しさ」なのです。

優しい人は相手を否定せず肯定するため、相手から共感を得やすくなります。そのため、相手と距離を縮めるには有効です。

一方、「思いやり」は、人の気持ちを考えて行動したり、気配りをすることです。相手の気持ちを汲んで行動することであるため、手を貸してあげる場合もあれば、あえて見守るだけの場合もあります。優しさのように自分がやってあげたいと思うことはもちろんですが、相手がどうしてほしいのかを第一に考えて行動すること、それが「思いやり」なのです。

思いやりのある人は、相手のためになる行動ができるため、相手からの信頼度が上がります。

この2つの違いをわかりやすく言うと、
自分がやってあげたいからこその行動が「優しさ」、
相手のことを考えての行動が「思いやり」です。

似ているようで異なる2つの言葉ですが、どちらも人のための行動ということには変わりません。人間関係でとても大切な感情なのです。

「優しさ」と「思いやり」の違いを理解し、相手に必要な行動をとれるようになると人としてとても素敵です。福祉に関わる仕事をするうえでも、とても大切な感情です。

これらを使分けて相手のために行動できる人を目指していきましょう。

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