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鉄道開業150年・秋の東北旅 (4)

前回のあらすじ

男鹿半島「なまはげ館」「男鹿真山伝承館」でなまはげについて学びました。特に伝承館では大晦日のなまはげ行事の再現を見ることができ、貴重な体験になりました。秋田市街に戻ってきりたんぽ鍋を食べ、お腹も満たされたのでちょっと歩いてみます。

千秋公園を散策

秋田駅から徒歩10分くらいの「千秋(せんしゅう)公園」に向かいます。「久保田城」というお城の跡地を公園にした所で、桜や紅葉の名所になっているそうです。まだ紅葉の季節にはちょっと早いですが、葉が色づいてきていました。

秋を感じます。歩いても暑くないのが良いです。

自然の地形を生かして築かれたお城だったとのことで、公園の敷地内は坂道や階段などアップダウンが多いです。市街地から坂道を上っていくと、芝生の広場に出ます。

桜の季節には賑わうみたいです。この日は人もまばら。

公園内の掲示で「秋田犬ふれあい処」があることを知ったのですが、残念ながら着いた頃にはちょうど終わりの時間だった様子。しかし、なんと広場に秋田犬が出てきてくれて撮影タイムに。こんなところで会えるとは!

名前を「真美」というそうです🐕

5分ほどの撮影タイムがあった後、秋田犬は車で帰っていきました。本当に絶妙なタイミングでした!

丘を登っていくと、櫓を復元して資料館・展望室にした建物がありました。

「久保田城 御隅櫓」。4階が展望室になっています。

1・2階では、この地を治めた佐竹氏の系譜や歴史が紹介されていました。そしてエレベーターで4階に上がると展望室!櫓自体が元々高台にあることもあり、秋田市街が一望できます!

秋田の街並み。

さて、そろそろいい時間になったので秋田駅まで歩いて戻ります。食後のいい運動になりました。

ここからは、秋田新幹線で盛岡に向かいます。16時過ぎの新幹線に乗りましたが、もうかなり日が短いです。新幹線から夕日が見えました。

「こまち」に乗って盛岡へ。
西の空に夕日が沈んでいきました。

このまま新幹線に乗り続けていれば東京に帰れますが、まだ東北でやることがあるのです。

感動の再会!

盛岡駅。「鉄道開業150年」の横断幕が出ています。

18時前に盛岡駅に到着。ここで、オンライン交流会で知り合った方と無事に合流。画面越しではちょくちょくお会いしていますし、一度東京に来られていた時にリアル対面したこともあるのですが、今度はこちらから会いに行った格好になりました。

地元のおいしい焼肉店を案内していただき、焼肉と冷麺をいただくつもりでいたのですが、調べていただいていた駅前のお店は2時間待ちという状態。他にも候補を色々考えていただいていたようで、少し駅から離れたお店にもアタックしますが、どこも予想以上の混雑。4軒目か5軒目くらいで、ようやく20分待ちくらいで入れることになりました。「焼肉冷麺やまなか家」さんだったと思います。

全国旅行支援やJR東日本パスで来ている人が多いのかもしれません。まあ僕もご多分に漏れずというわけで。賑わいが戻っているのは良いことですが。

4軒目か5軒目くらいにアタックしたお店で、ようやく20分待ちくらいで入れるということになり、こちらでお肉をいただくことにしました。動き回った後の焼肉は最高ですね😋

でもあまりにも話に夢中で、また肉を食べるのに没頭していて、肉の写真を全く撮っていなかったことに後から気づきました💦 ごちそうさまでした!

かろうじて盛岡冷麺の写真だけ。

新幹線の時間まで駅ビルで一緒にお土産を見た後、しばしのお別れです。また近いうちにお会いできると信じて。今日はお世話になりました!

いざ青森

新幹線といっても、ここからは東京ではなく新青森を目指します。

青森市スタイルのミニねぶたがお出迎え。
弘前ねぷた、五所川原立佞武多(たちねぷた)も。
ルーツは同じらしいのですが、町ごとにスタイルが違います。

無事に青森県の地を踏むことができました。準備編の記事にも書いたのですが、個人的には青森県を陸路で通過したことすらなく、初めて青森県に降り立ちました。

時刻は22時前。もうどこのお店もやっていません。駅前の東横インにチェックインして2日目の行程は終了。今日もよく頑張りました💪

1ヶ月前の時点で空きが少なかったのでツインルームに。
この日、青森「県内」の宿はほぼ満室!

残すはあと1日。最終日も楽しみましょう!

<↓続く>