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鉄道開業150年・秋の東北旅 (準備編)

新橋と横浜(桜木町)を結ぶ、日本で初めての鉄道が1872年に開業しました。

それから今年で150年。スペシャルな鉄道のフリーパスが発売されるという話を聞きました。

「鉄道開業150年記念 JR東日本パス」 22150円で、3日間JR東日本エリアと一部の私鉄が乗り放題。さらに、JR東日本エリアであれば新幹線・特急の自由席にも乗り放題、指定席も4回まで乗れるという。神では!

新幹線の東京→新潟(指定席)で10760円、東京→仙台(指定席)が11410円なので、往復するだけでだいたい元が取れます。

しかし発売期間が2週間しかありません。そして期間中にうまく3連休が取れそうです。これは期間中に東北旅に行けという天の啓示かも?

行きたい場所を考えてみる

新幹線にも乗れるんだから遠くに行ったほうがお得ですよね。東京からJR東日本の新幹線で行ける一番遠い場所は「新青森」です。実は青森県、個人的には3県だけ残している「観光も通過もしたことのない県」の一つ。青森に行くのは確定でしょう🙌

青森のどこに行く?

3日間で行ける場所は限られます。今回は乗り放題なので、鉄道で行きやすいところを中心に回ろうと考えました。青森県内だと青森市街や弘前あたりが定番でしょうが、いずれにしても1日ほしいところ。弘前でアップルパイ食べ比べはしてみたいですね。

秋田も観光してみたい

青森に行く途中で秋田や岩手を通ります。特に秋田県は田沢湖に行ったくらいで、秋田市方面には行ったことがありません。秋田県といえば男鹿のなまはげ。なまはげのショーも見られるようなので、気になっています。きりたんぽ鍋などのご当地グルメも楽しみです。

コースを組んでみる

このフリーパスに関するプレスリリースに、モデルコースが載っています。自分でコースを考えるのが苦手な方は、モデルコースをなぞっても良いでしょう。しかし個人的にはなるべく自分で行ったことのない場所を回りたいので、基本的にモデルコースは参考にしません(結果的に重複するところはあると思いますが)。

男鹿半島の観光は駅からバスに乗る必要があり、しかも終バスが早いので、その日は他にはあまり観光できなそうです。青森周辺で1日時間を掛けたいので、1日目に男鹿、2日目に青森に泊まり、3日目に青森周辺を回る計画にしました。

初日、東京から秋田までは秋田新幹線で行けば早いですが、なるべく行きと帰りは違う道で行きたいので、行きは新潟経由で行くことにしました。新潟から秋田までは特急に乗って日本海沿いを進みます。海側の指定席を取ったので、景色を楽しめそうです。しかしネックは朝が早くなることで、初日は朝6時の新幹線で出発することになりそうです。起きられるのか?

2日目の秋田→青森に向かう道中では、盛岡に立ち寄り、交流会でつながった方とお会いしてご飯を食べようという話をしています。

3日目は青森県内を回ったら東京行きの終電で帰ります。青森に19時台まで滞在できるんですね。新幹線すごい。

ここまではだいたい決まったのですが、青森でどこを見るかこのタイミングまで調整しています。実は偶然にも面白そうな期間限定の展示を見つけたので、そこに行くための乗り換えを慌てて調べているところです。列車の本数が少なくて苦しいのですが、バスでショートカットしてねじ込もうとしています(笑)

地図に書き込んでみました。(青森県内の移動は書き込んでいません)

こうしてみると恐ろしいコースだ… (地理院タイルを加工して作成)
Shoreline data is derived from: United States. National Imagery and Mapping Agency. "Vector Map Level 0 (VMAP0)." Bethesda, MD: Denver, CO: The Agency; USGS Information Services, 1997.

天気は良さそうですが、安定の弾丸日程ですね😇
果たして無事に帰ってこられるのか?(↓次回に続く)