初夏の北海道ぶらり旅(2日目): 小樽運河と洋風建築と
前回のあらすじ
東京を出発して札幌へ。1日目はスープカレーを食べた後、テレビ塔・時計台を巡ってホテルにチェックイン。気になっていたご当地スイーツ「生ノースマン」も無事に入手しました。
札幌駅でトラブル発生
この日は朝から小樽方面に行き、お昼過ぎに札幌に戻って軽く観光できる所に行くプランを立てました。というわけで小樽に向かうためにJR札幌駅へ。しかし線路の夜間点検でトラブルがあったらしく、ダイヤが大幅乱れ。改札前に通勤通学の人々が集まっていました。
調べてみると、小樽方面には高速バスでも行けるようです。時間がもったいないので、電車をあきらめてバス乗り場へ。小樽駅まで1時間10分ほど掛かります(電車だと平常時で45分くらい)が、あの状態ではいつ電車に乗れるか分かりませんし、おそらくバスの方が早かったんじゃないかと。
小樽の街を散策
無事に小樽に着いたので、街を散策していきます。小樽運河に向かって歩いていると、「旧手宮線」跡を横切ります。小樽の街の発展に重要な働きをした路線です。線路跡は歩けるので、ちょっとブラブラしてみました。
小樽運河に着きました。気温もちょうどよく、散歩日和です。
小樽運河クルーズが30分間隔で出ています。せっかく小樽まで来たので、乗ってみようと思います。
小樽に来たらランチは寿司か海鮮丼かな、と思いながら、「小樽堺町通り商店街」「寿司屋通り」を散策し、良さそうなお店を探します。寿司屋通りの「すし田」さんに入ってみました。カウンター席に通されると、目の前で板前さんがお寿司を握っています。「竹にぎり」を注文。見た目以上にボリュームがあり、満腹になって店を後にしました。
「北のウォール街」でお金の歴史を学ぶ
この辺りはかつては銀行街でもあり、「北のウォール街」とも呼ばれたそうです。かつては日本銀行の小樽支店もあり、現在では入館無料の「金融資料館」となっています。
日本円・お札(日本銀行券)の歴史や、お札に隠された様々な工夫などの展示があり、小さいながら無料とは思えないクオリティでした。明治時代当時は、札幌よりも小樽の方がよほど栄えていて、支店も札幌ではなく小樽にあったのですね。ちょうど7月から新札が発行されるということで、新札に使われている技術の解説コーナーもありました。意外と長居してしまいました。
小樽駅からJRで札幌に戻ります。朝のダイヤ乱れは解消していて、時刻通りに電車が来ました。
(※散策コースは「小樽百貨UNGA↑」様による「小樽観光初級者向け半日モデルコース」をかなり参考にしました)
歴史ある洋風建築を見学
札幌に戻った後、軽く観光できそうな場所に行ってみました。「中島公園」の中にある「豊平館(ほうへいかん)」という建物です。
北海道開拓の際にホテルとして建てられ、その後は結婚式場として使われていた建物。皇族の方々が行幸・行啓で泊まられたりもしたそうです。水色が鮮やかです。
このあと中島公園を軽く散策し、ホテルに戻りました。
本日の夕食
前日は夕食をコンビニで買いましたが、今日はどこかに食べに行きましょう。札幌と言えばラーメンもあります。「Sapporo Ramen HACHI 札幌時計台本店」さんで味噌ラーメン。麺に絡む濃厚なスープでした。塩味や醤油味もあり、そちらも気になりました。
夕方のニュースは、前日のプロ野球の試合でプロ初勝利を挙げた日本ハムの投手の話題、朝の電車のダイヤ乱れ、先日営業を終了したという「センチュリーロイヤルホテル」の話題など。地元ならではの話題が面白いです。旅行の楽しみとして良いかもしれないと思いました。
<3日目に続く>