2020年11月 千葉県旅行記 (4)＜完＞
1泊2日の千葉の旅。
前回のあらすじ
犬吠埼・佐原を巡り九十九里に宿泊、翌日は里山トロッコに乗って養老渓谷にたどり着きました。
養老渓谷にて
駅前ではお祭りではないけど何か催しをやっている様子。太鼓の演奏をしていました。
移動式の焼きそばやたこ焼き屋が来ていました。時刻は14時。そしてこの後の乗り継ぎを考えるとご飯を食べる時間はあまりありません。駅前の蕎麦屋さんは待たないと入れない様子でした。というわけで
今日のランチはたこ焼きです😂
養老渓谷には以前来たことがあり、バスで粟又の滝まで行きました。ということで今回は、どちらかと言うと養老渓谷経由の乗り鉄に重きを置いて、養老渓谷での観光には時間を掛けないことにしました。里山トロッコの到着が5分遅れたこともあり、時間がありません。
とはいえ、自然の景色は何度見に来てもよいものです。
出世稲荷も以前立ち寄っていますし、人が多かったのと時間の余裕がなかったことから、観音橋だけ撮影して先を急ぎます。
そういえばここは前は寄っていなかった。共栄・向山トンネル（二階建てトンネル）。
時間があればこのまま先に進んで、これも前回訪問できなかった弘文洞跡方面に向かいたいところなのですが、実はこの時点で乗りたいバスまであと5分ありません。ダッシュで引き返します。
バス4本目 房総さとやまGO 弘文洞入口→亀山・藤林大橋（15:13発→15:36着）
せっかくダッシュで汗だくになりながら戻ったというのに、バスがなかなか来ません。秋の観光シーズンなので、渋滞にハマっているようです。
結局バスは約20分遅れで到着しました。こんなことなら弘文洞跡も少しくらい見れたじゃないか…
「房総さとやまGO」は、観光シーズンの休日限定で走る臨時バスです。老川十字路から国道465号線を通って亀山・久留里方面に抜けることができます。現在、このルートに通年運行のバスは走っておらず、交通機関で久留里方面に行くにはかなり遠回りが必要ですが、これに乗れば一発で久留里線に乗り継げます。
途中は狭隘区間もあり、「酷道」と呼べそうな様子。しかも大型の観光バスと何台もすれ違い、その度に冷や冷やします。トンネルの入口でバス同士がすれ違えなくなってしまい、バスガイドさんが降りて誘導して何とかクリア、という一幕もありました。
出発時の20分遅れをほぼそのまま引き継いで亀山へ。これはまずいです。というのは、次に上総亀山駅からの久留里線は16:19発。40分の乗り継ぎ時間で、亀山ダムのダムカードを入手する計画でした。その乗り継ぎ時間がわずか20分になってしまったのです。次の列車は1時間後。もう真っ暗になってしまいます。
しかしもう行くしかありません。亀山ダムまで、この旅で何度目かのダッシュ。ダムカードを2種類もらえました。しかも1種類は当日配布開始の最新作だとか。行ってよかった。
亀山ダムに夕日が沈む。などとのんきなことは言っていられません。先程降りたバス停を過ぎて、駅まで1.2kmを10分で走らなければなりません😓
Googleマップにお世話になりながら、どうにかこうにか3分前に到着。上総亀山駅は久留里線の終着駅です。
15本目 久留里線 上総亀山→木更津（16:19発→17:26発）
久留里線にこだわらなければ養老渓谷を観光できたのでしょうが、養老渓谷に行くよりこれに乗るほうがたぶん難しいので良しとします。
木更津で夕食。駅前を歩き、居酒屋のようなお店に入りました。魚料理にこだわっているらしい。
焼いたサンマがお通しとのことです🐟
さんが焼きとアジ丼を注文しました。
アジ丼の上に掛かっているのは味噌ダレ。これがまた美味しいのです😋
お酒は飲まないので2000円ほどでしたが、昨夜の宿でもらったGoToトラベルの1000円クーポンを使用し、1000円少しでちょっと贅沢なご飯が食べられました。
さて、もう全部用事は済んだ。帰りましょう。
16本目 内房線・総武線快速 木更津→錦糸町（18:33発→19:48着）
もうここまで来れば帰ったも同じ、観光気分もすっかり抜けて日常に戻っていきます。もう乗った列車もいちいち撮影していません。でも家に帰るまでが旅行です。
17本目 中央・総武線各駅停車 錦糸町→御茶ノ水（19:51発→20:00着）
18本目 中央線快速 御茶ノ水→新宿（20:02発→20:12着）
19本目 新宿→自宅最寄駅
1泊2日で列車19本という恐ろしい乗り継ぎ旅になってしまいましたが、無事に終了しました。ここ2年くらいは、あちこち寄らずに現地ではゆったりと回ることが多かったのですが、久々に大移動の旅となりました。
今回通った道のりを地図に描いてみました。青が鉄道、紫がバス（点線は徒歩）です。これで千葉県内はほぼすべて各駅停車（往路は新宿から各駅停車）で移動したとは我ながら頭おかしい。でもまだまだ気は抜けないとはいえ、半年前のことを考えると旅ができるってありがたいなと思います。
なお、カメラは翌日修理に出しました。戻ってくるまで10日か2週間くらい掛かるそうです。
ともかく、これにて長かった1泊2日旅レポートは完結となります。お付き合いいただきありがとうございました。