感謝すればモテる
今日も気持ち悪いエッセイを書き殴ります。
気持ち悪いおじさんと思われるのが恐くてこれまで書いてこなかったのですが、書かざるを得ないくらいメモ帳にキモいメモが溜まってしまいました。
略してキメモです。キモメですね。
悪くもない「すいません」
日本人ってすぐ謝りますよね。海外に行ったこと一回しか無いし、住んだことも無いので分からないですが、日本人はすぐ謝る。うん。
朝、エレベーターで隣人と乗り合わせたとき、その人が [ 開 ] ボタンを押してくれていても「すいません」って言って降りますよね。
昼、善意で手伝ってもらった書類を受け取るとき「あー、すいません」って言ってませんか?
夜、ご飯をごちそうになったときも「いや〜こっちから誘ったのに、なんかすいません」とか言ったりしてません?
……すいませんすいませんうっせーわボケェ!
なんか一日中謝りすぎですよね。別になんも悪いことしてないのに。
謝罪の意味で言われてないとしても「すいません」は謝罪の意味と同音異義語。
これでは善意を働いたほうもその人を咎めてしまったようで、申し訳ない気持ちになってしまいます。
全部「ありがとう」に
これ、全部「ありがとう」に置き換えたらみんな幸せになると思いません?
そして何より「モテる」と思いませんか?どっちかというとこっちの話をしたかったんですよぼくは。
先ほどの朝、昼、夜の例を全部「ありがとう」に置き換えて、かつ言われる側の気持ちになってみましょう。
朝、エレベーターで乗り合わせた異性が笑顔満点で「ありがとうございます!」って降りていくんです。[ 開 ]ボタンを押していただけなのに。
ぼくだったらドキドキしちゃいますね。[ 開 ]ボタンを数秒押し続けただけの対価だとは思えません。
昼、手伝ってあげた書類を「おぉ!やってくれたんですね!ありがとうございますっ!」って受け取られたらどうでしょう。
ぼくだったら好きになっちゃいますね。絶対意識しちゃうし、ガンガン手伝っちゃいます。社内恋愛ってなんかエッチですよね。すいません。
夜、ご飯をおごってあげた子から「ちょうどお金なくって…ありがとうございます!今度は私がごちそうしますね!」とか言われたもんならば、その次もおごりたくなりますし、その先もずっとおごり続けますね。永遠にぼくのターンです。
こんな感じで、謝罪の意を含まない「すいません」は全て「ありがとう」に置き換えたほうがモテるんですよ。
実践しているぼくはモテていないのですが、それは他に原因があるのでしょう。
※ただしイケメンに限らない
これはただしイケメンには限らない話です。
例えば朝の例をとってみて、ブサイクが下を向き「すいません」と言いながらエレベーターを降りていったら、性格の悪い人なら
「なんだこのブタ野郎」
ってなると思います。
ですが例えブサイクだとしても、満点の笑顔で
「ありがとうございます!」
とエレベーターを降りていく人に対して
「このブタ野郎キモい笑顔振りまいてんじゃねーぞぶっ飛ばすぞ」
ってなる人はいないですよね。そもそもそんな邪悪な人は[ 開 ]ボタンを押しません。
なので効果の大小はあれど、この考え方は全人類に実践してほしいと思います。
さすればやさしい世界が待っているというわけです。
この気持ち悪いエッセイに最後までお付き合いいただいたみなさん、ぜひ今日から、「すいません」を「ありがとう」に置き換えてみてください。
きっとモテモテライフが待ってるはずです。知らんけど。