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反重力スカートの骨組みについて

前部分は開いてて後ろ部分にだけにスカートがあるデザイン、よく見ますよね。
大体、重力に逆らって浮いています。
今回はそのスカートの作り方について、最近自分のコスプレ用で作った.hack//G.U.の揺光のスカートを作例として解説していきます。

デザインについて

衣装や造形を作る上で大切なのは作りたいものの構造やデザインをできる限り整理して理解することかなと思います。
そこに自分の表現したいものを交えて使用する材料・生地などを考えていきます。
揺光のスカートは(画像は検索してね)台形の形をしたものが3段重なっているシンプルなデザインになっています。
台形が3段ひとつなぎになっているのか、3段バラバラでそれぞれ動くようになっているかは画像やゲーム内によって結構変わりますが、重力に逆らうためにはなるべく軽い方がいいので3段ひとつなぎで考えていきます。

骨組みや素材を考える

次に骨組みや素材を考えます。
揺光のスカートはすごくボーリュームや長さが必要な訳ではなく、豪華なフリルや装飾、またベロアなどの重厚感がある生地というよりは軽い生地のイメージだったので、硬い針金や鉄芯・ボード系をいれなくともなんとかなりそうな感じ。

園芸棒?とかの鉄芯を曲げて骨組みにしたりする例を時々見ますが、個人的には重いし、動けないし、加工も持ち運びも大変なのであまり扱いたくはないかなーと思います。
もちろん、それも衣装デザインによっては、それくらいしっかりしたもので作る場合もあります。

ボードやサンペルカを使う?

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