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スターレイル風の杖の材料一覧

今回は先日製作したスターレイル風の杖の材料などを自分のメモも兼ねてまとめたいと思います。
※FANBOXに掲載している同じ内容です。

杖_全体
杖_アップ

使用した材料類

・サンペルカ L-1400
 新宿オカダヤさんの服飾館3階か、嫡男さんのお店で購入できます。

G10ボンド
 基本的に接着は殆どこれです。

・園芸棒(害獣よけの強いやつ)
 ぶっちゃけ芯になればなんでもよし。でも細すぎると折れます。

・ツーウェーグロスレザー
 赤部分も黒部分も同じ生地。 
 新宿オカダヤさん、コスクロスさん、キャラヌノさんで購入可能。

ガイアノーツ Exカラー 50ml Ex-07 Ex-シルバー
 シルバーの模様部分に使用。

Aベンジン
 マジック落としだけどGボンドが落ちる

使用した道具類

黒刃カッター
 造形はカッターの刃の切れ味が大切です。

卓上バンドソー
 分厚いものを切るときに便利。

ベルトサンダー
 電動ヤスリ機。
 
ヒートガン
 造形は直火厳禁。
 削り出し・やすりがけ時には結構必須。

デザインカッター
 当て切りに便利です。
 刃先を付属の替え刃じゃなく、無理やり黒替刃をねじ込みます。

簡単に説明交えながら工程です。

①製図

イラレで資料をトレース(写し)します。
ただトレースするだけだと意外とバランス崩れたりするので、この時になんとなく全体バランスを調整します。

②切り出しとサンペルカの肉付け

棒の黒い部分は円柱になってる部分(断面が丸い)は、芯材に直接サンペルカを巻いていきます。
使用したのはサンペルカ5mm厚。
赤い部分は後から合体するので、その分は残しておきます。

製図通りに切って重ねたものを(断面が四角いもの)円柱状に切り出すのは難しいので、円柱状芯材に巻いてしまった方が早いし簡単です。
太さが均一ではなく強弱がついているので、ボリュームを出したい箇所ごとに重ねておきます。

赤い部分は、製図の形に沿って仕上げたい厚み分に切り出します。
使用したのはサンペルカ10m厚。今回は4cm厚にしたいので4枚分。
一枚ずつ切り出すのは大変なので、最初に重ねておいて卓上バンドソーで一気に切り出します。

切り出しとサンペルカの肉付け

③削り出し(棒部分)

なだらかになるように、且つ製図の形になるようにカッターで少しずつ削り出します。
8割くらいカッターで攻めたら、ベルトサンダーとヒートガンを交互に使って形を整えます。

整えたよ

④削り出し(赤い部分)

厚みの強弱だったり、ディティールをカッターとベルトサンダーで削り出して整えます。

⑤合体

棒部分で余らせておいた芯材部分を、赤い部分を挟む形で合体します。

⑥模様部分の厚みをつける
サンペルカ5mm厚をもようがある範囲に貼り付け、切り出し、凹凸をカッターで切り出していきます。
3mm厚と悩みましたが、△にしたい箇所があったので5mmにしました。

※ここまではの流れの動画はこちら

サンペルカ組み

⑥生地貼り

厚さと模様の凹凸と仕上げに塗装をすることを考え、表面が強くよく伸びて貼りやすいツーウェーグロスレザーを選びました。
ヒートガン(ドライヤーでも可)で温めながら貼ります。
全体を1枚で貼るのは無理なので、赤い部分、黒い部分、棒の先端、三箇所をそれぞれ二面に分けで貼り込みました。
真横で当て切りをして貼り分けています。

※生地貼りの動画はこちら

生地貼り済み


⑦マスキングと塗装

シルバーの模様部分をマスキングして塗装します。
上から生地を貼ろうかなと思ったのですが、模様のエッジが消えてしまうと思ったので塗装にしました。(マスキング大変だった)

赤の上にシルバーを塗装しても、赤みがあるシルバーになってしまい可愛くなってしまうので下地色に黒を、その上からシルバーを塗装しました。
マスキングを剥がしたら、全体的にバランス見ながら影入れをしました。

塗装の工程

※塗装の動画はこちら


ざっくり解説になってしまいましたが、こんな感じです。
ショート早送りですが、動画でなんとなくでも流れとやっていることが伝わればと思います。

少しでも参考になったら幸いです!
ありがとうございました。

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