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【司法修習】事実認定起案の型【刑裁起案】

 私が司法修習生だった頃(72期)、刑裁起案でA評価をとり,事実認定起案に関し,教官からも「おおむねできています。」との評価をいただきました。

 さらに,教官や裁判官の講評や他のA評価起案から多くを学ばせていただきました。

 以下では,私が実際に起案で依拠していた,実務修習中,裁判官から教わった事実認定起案の型を紹介させていただきたいと思います。



第1 結論

争点に対する結論を簡潔に示す。

第2 争点及び判断構造

 1 争点の把握

検察官(P)の主張等から争点を把握する。

 2 判断構造

※ 以下は間接事実型の場合を前提とする。

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