【夢日記】クトゥルフ劇場の夢
夢日記ログ
「舞台 クトゥルフ劇場 な夢」
知っている人は知っているし、推してる配信者とか芸能人とかでプレイしたことがあるから見たことある!とか最近増えているので知名度は上がっているとおもう。
おもうけれど、全く知らない方向けに最後にまとめて注釈をおいてあるので、興味があればTRPGは是非遊んでほしい。
ここから夢の話
学生時代、演劇部に所属していた。
その時の先輩に誘われて、CoCのシナリオを演劇として演じる話。とはいえKPではなくPC参加なのでシナリオ概要は知らず、感覚としては練習でやってた即興劇に近い感じ。
ただ夢の中では学生時代の先輩だと思ってたけど、顔も知らないし名前も思い出せない相手だったので、あいつがにゃるだった可能性も微レ存。
自分のPCはなんか優男だった。肝心のところですぐヘタレるからなかなか格好がつかない。
ステ値はダイスの女神がいつも最低値たたき出すので、キャストの中でいちばん低かった覚え。
KP兼NPCをつとめる先輩と舞台装置担当はきちんとシナリオを知っているのか、大道具とか照明はすごくしっかりしていた。クトゥルフ神話という作品群の特性、現実と創作が曖昧になるあの感覚を、
徐々に客席と舞台を区切る壁の役割をしていた大道具を撤去することで絶妙に表現していたと思う。
昔アマチュア劇団の芝居を見た時のような小さな劇場、多目的ホールにも似たフロア。
客席と舞台がかなり近くて、フットライトや大道具でかろうじて区切られていたそれが、最終的に大道具は捌けてフットライトは消えて、自分が演者なのか観客なのかがわからずに混ざってゾクゾクしていた。夢の中なのに夢を見ている感覚。
だから余計に没入したんだと思う。
シナリオの内容はいまいち覚えていない。
ただおそらく佳境であるシーン、なんらかの存在を封印するための儀式を執り行って失敗し、NPCが
命を落としたあと。
その怪異ははっきり見えていたし、その光景は現実で、自分は確かにPCとして生きていた。
「僕は螺式だ」という思考と「私はPCだ」という思考が、同じ身体の中で寸分の狂いもなく同いタイミングで重なった異様な高揚と、背筋がぞくりとするような言いしれない嫌悪を覚えている。
この夢は最終的にアラームで強制起床したけど、SANCはあれ確実に失敗したんだろうなあって思う腰抜け具合だったし、あとあれ、ぜったい封印の儀式じゃなくてその逆だったんだろうな…。
--注釈にもならない蛇足のターン--
・TRPG…テーブルトークRPG。紙とペン、サイコロ、ちょっとしたシナリオとルールと会話。
それだけあれば遊べてしまう、机の上で行うロールプレイングゲーム。
・CoC…クトゥルフ神話群と言われる創作物をベースに作った、TRPGのシナリオ。
・KP…ゲームキーパー、ゲームマスター。
主に進行とまとめと悪巧み。
・PC…プレイヤーキャラクター。実際に遊ぶ人。
・NPC…ノンプレイヤーキャラクター。村人Aみたいな、進行上必要な設定されているキャラクター。
・ステ値…ステータス値。体力とか知力とか。いちばん最初にダイスで決まる。
・ダイスの女神…人の不幸がだいすき。
・SANC…SAN値チェック。正気度チェックともいう。