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業界特化型のIT企業として創業し29年目、連続増収で成長する理由を解説。

お世話になっております、日本情報クリエイトのIR担当です。
日本情報クリエイトは創業29年目であり、来年2024年の8月には30周年を迎えます。昨日、代表の米津が出演したラジオNIKKEI「企業トップが語る!威風堂々」でも創業から現在までのお話をさせていただきましたが、改めて当社がこれまでお客様に選ばれ、成長してこれた理由を考えてみたいと思います。


業界に特化し、不動産業界に集中して商品・サービスを磨いてきた

創業時よりターゲットとする市場は不動産業界と決め、業界を絞ることでリソースを集中透過し、商品力を磨いてまいりました。特に、創業まもなく販売を開始した賃貸管理業務支援システム「賃貸革命」は、全国の不動産会社様のご要望を存分に反映しており、現在でも定期的なアップデートを実施しております。


すべての工程を自社で、ノウハウを蓄積

当社のこだわりとして、企画・営業・開発・サポートそれぞれの役割を自社の社員で構成しております。会社を運営するうえでいろんな組み合わせがあるかとは思いますが、当社はこの体制を創業来維持しています。
まず、各部門において働くメンバ-は日々の業務をとおして習熟度が高まりノウハウが蓄積され、生産性も向上します、またお客様からのご要望はコールセンターやシステムアドバイザー(現場支援)のメンバーが受け取り、開発・企画部門にダイレクトに情報を伝え、改善までの経路も最短で実施できます。企業としてノウハウを蓄積しながら成長できるベストな体制であると感じております。


時代の変化の少し先を見据えた商品提供

創業したのは1994年ですので、現代のようなスマートフォンでなんでもできてしまう世の中ではありませんでした。
パソコン、携帯電話、インターネット、スマートフォン、クラウド、AI、電子決済など、技術革新による時代の変化とともに当社は先駆けて不動産業界の課題解決となる商品・サービスを提供してまいりました。

例)
■ インターネット普及によるホームページでの集客活性化
 → 不動産会社が簡単にホームページが作成できるWebManagerProを開発
■ 法改正に伴う不動産取引の電子契約解禁
 → 電子契約サービスを自社開発、法改正前に提供開始。
■ AIを活用したさらなる効率化とデータ活用
 → 経営分析支援や、今後リリース予定のAI物件査定サービスの開発


ストック収益に早い段階でシフトしてきた

創業時は売り切りのシステム販売もありましたが、商品のアップデート、事業展開を予測し、早い段階で現在のいわゆるSaaS型のモデルに近い月額料金もいただく料金体系に変更しました。前期末時点では売上の役65%がストック売上とっており、また、解約率も低いことがより安定的な財務基盤につながっております。


サポート体制には惜しまず投資してきた

さきほどの解約率にもつながるのですが、サポート体制には惜しまず投資を行ってまいりました。勿論、お客様への満足いただく価値提供という点ではまだまだ課題はあるのですが、早い段階で自社コールセンターを立ち上げ、営業拠点には保守業務がメインであるシステムアドバイザーを配置し「お客様にとにかく使っていただき、満足していただくこと」を重視して事業を推進してまいりました。全国に拠点を置く理由は販売戦略上も有効ですが、サポート・保守面でもお客様に満足いただける重要なポイントとなっております。


市場の成長

これまで当社の特徴や取り組みについてお話させていただきましたが、
・不動産業界自体の市場が変わらず大きいこと
・IT活用への需要が継続して存在したこと
・新規開業事業者が多いこと
これらの市場が成長してきた点も、当社の成長できた理由であると考えております。また、今後の市場成長規模についても、矢野経済研究所が発表する調査においてもその成長について記載されております。


以上が抜粋ではありますが、当社がこれまで成長することができたポイントであります。
当社はこれらの事業の強み、そしてお客様に選び続けていただいている信頼を活かし、市場の成長のなかで引き続き事業を推進してまいります。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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