雑記 満たないことに満足している。 2024/11/04
生きていると、たくさんチャンスに巡り合うものだ。
たくさんチャンスを与えてもらったし、あそこで動けていればと後悔することも少なくない。
なのに、どうせ手には入らない、もう手遅れだ、今更何ができるって言うんだとすぐに諦める自分が嫌いだ。
不幸な自分が好きだ。
幸せになる勇気も、不幸せに耐える気力もなくなってしまった、不幸な私が大好きだ。
必死に目的に向かって努力して、それが叶わないことを考えたら、努力せずに何も成さないほうが楽なのだ。
叶わない夢ほど無意味なものはない。
平々凡々な人生ほどつまらないものはない。
そんな考えに囚われてもう17年も経ってしまう。
そのくせ、いつか誰かの特別に…なんて言葉で着飾りたくなる。
不幸な自分が可哀そうで、可愛くて仕方がない。
叶わないことがこんなにも怖いとは思いもしなかった。
叶うまで努力できる人に、私は出会ったことがない。
夢を叶えている人なんて見たことがない。
みんなどこかしらで妥協して生きている。一際輝いて見える人も、どこかで必ず妥協している。夢を追いきれる人なんていない。
どうやら私にもそんな才能はなかったみたいだ。
幼い頃から、夢を持たずに生きてきた。
何も考えずに口に出した将来の夢は、1週間もせずに変わってしまった。口に出すと叶わなかったときに面倒だと知って、幼い夢は吞み下してなくなってしまった。
そのうち、小さな目標のたて方さえ、忘れてしまった。
テストで良い点数を取って、何になるんだろう。
部活で良い賞をもらって、何になるんだろう。
勉強も部活も学校も趣味も、それが一体何になるんだ。
あれ、なんでいきてるんだっけ。
意味のないように思えることでも、
いつかその人だけの能力に成るんだろう。
何もせずに高校を終わらせて、それでどうしたら、小学生の私が夢に見た格好いい大人になれるんだろう。
もう遅いかな、なんて。
高校2年生にもなって、欠席日数は増えていくばかりで。
先生からの信用も、部活仲間からの信頼も、もうないことを知っているから。
見合った罰だ。しょうがない。
こんなでも私はなぜか生きている。
人生に意味を見出すことは今のところできそうにもないけれど、
ふと夢から冷めて死にたくなるけれど。
自分の首を絞める力が強くなるのを感じながら、今も生きている。
前に進むことに理由なんかいらない。
嘘でもいいから、生きたいと思わないと前に進めない。
いつか、未来の私が幸せになることを許せる日が来たらいいな。
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