交換と選択について
忘備録: 交換と選択について
鬼が来た。
鬼は私に、鬼の角と私の心を交換しようと持ちかけてきた。
私は「交換は嫌いだ」と思った。
私がそう思った刹那に鬼は、
「交換が嫌いなら何が好きなのだ?」
と聞いてきた。
鬼に私の考えなど筒抜けなのだ。
私は間髪入れずに
「自分で望むものを選択できることが好きだ」と答えた。
普段からそう考えているからそんなことは即座に言える。
鬼は、
「これはおまえが望むものを選択した結果である。すなわち、鬼の角とおまえの心との交換を持ちかけられることを、おまえが望んでいるのだ」
と言った。
私は自分の皮膚が猛烈に熱くなるのを感じた。
鬼め、失せろ。
取り引きを持ちかけるものがその相手に向かって
「おまえはこれを望んでいるのだ」
と言うのは詭弁である。
騙されるなかれ。
言葉は誰がそれを使うかで霊と脈とが異なるものや。
鬼は私の選ぶ力望む力に干渉を加える。
でね、
干渉を加えられたとしても、
それは、ただの鬼の干渉だ。
変わらず私の望みはそのままそこにあり続けるのよ。
私には私の霊と脈とがあって、それは何がどう来ても変えられたりはしないものだ。
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