思考実験:15日目「悲しさ」を感じたとき、そこにある悲しみの感じに「はい。わかりました」と言う。

私は幼い頃に、私が感じた「感情」がそのまま大切にされ、共感されたことがあったかどうか分からない。

5歳の時にテレビでシマウマがライオンに食われたのを見て涙が溢れてきた時、「泣いてはいけない」と思った。
椅子に座りテレビを見て涙ぐんでいる私に気づいた父が、離れた所から「泣いてんの?可哀想なの?可哀想じゃないよ。」と言ってどこかに行ってしまった鮮明な記憶がある。
泣く子は両親から疎まれた。

私は自分が悲しみを感じた時、コンクリになったように固くなり何も感じなくなる。
今まさに、幼かった時の記憶を辿り「悲しいような」気持ちが湧いてくる心を、私は疎ましいと感じている。

はい、分かりました。

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