思考実験:20日目「悲しさ」を感じたとき、そこにある悲しみの感じに「はい。わかりました」と言う。
あちらを向いても、こちらを向いても、嘘つきばかり。
嘘をついていることにすら気づかないように見える、けれども嘘をついていることを知らない訳などないのだ。
何故そんなことが分かるかって?
私がその嘘つきだからだ。
気が付いていないふり
何もしらないふり
無力なふり
ただ、思考をとめているってことなのだけど、
ただ思考を停めるって、その直前に見て聞いたことから逃げているのだよね。
逃げる時には、何から逃げて、何故逃げているのかを、ちゃんと分かっていたい。
何か分からぬまま、いきなり手を振りほどかれて、以来ひとりきりで歩いている。手をつなぐことを、手が忘れてしまったことが悲しい。
はい、わかりました。
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