【お疲れさまでした】羨望の松坂世代
98年夏の甲子園ほど高校野球を見た年はありません。
延長までもつれ込んだ準々決勝のPL学園戦。
一時は敗退もよぎった大逆転の準決勝明徳義塾高校戦。
極めつけは、その勢いのままノーヒットノーランを達成した京都成章戦。
高校野球ファンではありませんが、準決勝以降の試合は全てテレビで見たと思います。
私の配偶者は松坂世代です。
松坂世代という言葉を聞くたびに、世代を代表するスーパースターがいることを少しうらやましく思っていました。
私は1年遅れの81年生まれなので、松坂世代ではありません。
1年遅く生まれただけですが、「松坂世代です」と名乗ることはできません。
しかしながらほぼ松坂世代のひとりとして、19日の松坂選手の引退には感慨深いものがありました。
日本復帰後はけがのためになかなか結果を出せず、本当に苦しかったと思います。
松坂選手をはじめ、松坂世代の選手がほとんど引退したことにより、松坂世代という言葉を耳にすることは今まで以上に減っていくことでしょう。
新しい選手たちが野球だけでなくプロスポーツの世界では台頭してきます。
それは当然のことであり、寂しいことです。
松坂世代の翌年生まれの私は、一つ上の先輩世代をこれからも「松坂世代」と呼ぶことによって松坂選手の業績を讃えたいと思います。