【読書記録】猫本2冊
長崎のまん延防止が解けて、連休は久々の図書館&TSUTAYA探索。
1冊目はレジェンド岩合光昭さんの『ボス猫』。
「ボス」という言葉には、胸をくすぐる魅力的な響きがあります。それは、深い優しさ、激しい厳しさ、優れた統率力、強さへの憧れ……。(あとがきより)
岩合さんがそう語るように、写真集の中の猫はどの子もその町や島のボスとしての威厳をもっているように感じます。
いや、タイトルに引っ張られている気がしなくもないですが、写真に切り取られた一瞬から、その猫のボスとしての物語が想像されます。
iPhoneも新しくなったことだし、秋だし、素敵なボス猫との出会いを求めて長崎のまちを散歩してみよう。
*「ボス猫」カレンダーももうすぐ発売されるようです(わが家は毎年、週めくりの猫川柳ですが)。
素敵なイラストの表紙に誘われて図書館で手にしたのは『ねこの法律とお金』。
知らなくとも私たちは様々な法律の中で、法に守られて生活しているわけで、すべて理解することは困難でも、時々こういう本を読むとああそういうことだったのか、と突然理解が進むことがあります。
以前も書きましたが、わが家の愛猫は私にとって初めての猫の家族です。
トイレやおもちゃなどの物をそろえるだけでなく、避妊手術やマイクロチップの装着、ペット保険など、それなりに最初からお金はかかりましたし、そもそも猫を飼うためにペット可の物件に引っ越したりもしました。
猫と幸せに、そして法律上のトラブルを避けながら暮らすために、猫と生活をしようと考える人は一度読むと大変勉強になると思います(猫を飼う大半の人は、私も含めてこのような法律やお金のことを最初に考えて買い始めてはいないでしょうが。)。
保護猫や迷い猫をどうしたらいいか、猫カフェを経営するにはなど、法律の視点からの記述が面白かったです。