【暮らし】いつも過渡期な私たち【欲望】
年末の大掃除は小掃除程度で済ませ、正月以降は使用しているものと長らく使っていないものを分けて、家の片付けを続けました。
トップ画像は棚の箱から発掘されたフロッピーディスク。
久々に触りました。
この化石のようなメディア。
20枚ほど出土したのですが、ラベルを貼っているものと貼っていないものがありました。未使用品は1円くらいで引き取ってもらえるのではないか、という興味から、これもまた一緒に発掘した外付FDドライブで中身を確認したところ、ラベルを貼っていないものの中には私や配偶者の大学の卒論のバックアップデータなどが入っていました。
Wordファイルのプロパティを見てみると、どれも100KB以下。結構がんばって書いたんだけどなあ、と思いながら苦笑してしまいました。
時間の経過とともに、使用されるメディアは変化していくもので、私にとって最初の音楽再生機器はCDラジカセでした。
お気に入りの曲だけをカセットテープに集めて、ウォークマンで持ち歩いたのが中学生。携帯型のCDプレーヤーも発売されていましたが、音や曲が飛ぶと友人から聞いたので、高校生のときはカセットのものをそのまま使っていました。
大学生になり、くたびれた初代ウォークマンをMDウォークマンへ買い替え。CDラジカセもコンポへと。20歳からは車にも乗るようになり、カーオーディオもCD・MDが再生できるものを載せていました。
さて、色とりどりのフロッピーディスク。
未使用の10数枚をハードオフさんに持ち込んでみましたが、開封したものは引き取っていないそうです(コード類などを処分して1000円ほどになりました)。
査定待ちをしている間、未使用品や中古品、ジャンク品の様々な商品を眺めました。中には過去欲しかったパナソニックのLet's noteも。
新しいものが生み出されては廃れていく商品。
次は何が私たちの欲望を刺激するのでしょうか。