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【読書記録】お仕事について考える【目的】
40歳も過ぎると、仕事の進め方で悩むことはあまりなくなってきましたが、それでも時々意味とか目的とか考えてしまうことはあるものです。
先日、年下の同僚と話していると、私の現在のポジションについて「以前はもうちょっと年配の方がしているイメージが・・・」という言葉が飛んできて、(私個人ではなく)私がしている仕事を年齢でこの人は捉えているんだ、とハッとさせられました。
もちろん年齢が無関係だとは思いませんが、私自身はというと、それよりも経験と仕事の進め方と職場内での関係で今の立ち位置が割り振られたと思っています。
私は自己評価よりも他者評価を信用します。
向き不向きや、年齢、経験などいろいろあるかもしれませんが、「上司が私に任せるのだから、やれないことはないだろう」と考えています。
もしも現時点で能力的にやや厳しいとしても、「少し時間をかければ(1年くらいのトレーニングで)成長するだろう」と他者(上司)は判断しているのではないかと捉えています。
一方で、年齢で考えたとき、現在の40代は60歳で定年(おしまい)という働き方はできそうにありません。
まずは60歳までとは考えていますが、どうやらいろいろな理由から終点が先延ばしされそうです。
図書館で見つけた本田宗一郎『会社のために働くな』。
2008年に刊行された本をもとにまとめた働く人へのメッセージ集ですが、名経営者だけあって言葉に力があります。
時代にそぐわない部分も確かにあると思いましたが、エピソードを交えた仕事に対する考え方はうなるものがたくさんありました。
さらに、働き方改革という言葉が徐々に浸透し始めているように感じますが、やはり改革にも目的が重要で、本を読めば「ワーク・ライフ・バランス」なる言葉も自分が長らく誤解していたことに気付かされます。
ワークとライフを天秤にかけてバランスをとるように、24時間の配分比率を細かく考えていっても自分の仕事に対する満足度はなかなか上がらないわけで、サイクルをどう回すか見直したいと思います。
仕事の充実度が上がるように、休日の充実度もしっかり上げたいと思います。
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