見出し画像

2020年の中標津町が『100人の村』だったら?

「中標津は元気なまちですよね」とよく声を掛けていただきます。
「はい。でも、人口が2012年をピークに減り始めていて…」
と話すと驚かれますが、本当なんです。

「他の市町村と比べたらゆるやかですよね」とも言われます。けれども、ほんの少し遅れて進んでいるだけです。国勢調査でこれまでを見て、それに基づく将来人口推計で先が予測できます。
未来がわかるなら、早めに手を打ちたい。そう思って日々の活動に取り組んでいます。

IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所]の代表者、川北秀人さんが作成している『2020年の○○が100人の村だったら?』をもとに作成してみました。

人口減少はすでに始まっています。推計では、14歳以下が40年間で半減、85歳以上は9倍です。

川北さんの講演会の様子は函館市地域交流まちづくりセンターの記事をどうぞ。


比較のため、ほかの市町村も作ってみました。

札幌市の人口増は続いているものの働く世代が微減、高齢者が増加。
釧路市の0~64歳人口は減少が続き、働く世代が40年間で半分以下に。
人口減少は緩やかなものの、子どもの数は40年間で2/3に。75歳以上が急増。

人口減少のピークはそれぞれですが、いずれも少子化、働く世代の減少、高齢者の増加が進んでいることが読み取れます。

「団塊の世代が後期高齢者になってくるから、そりゃそうだよね~」
「結婚する人が減っているし、1世帯あたりの子どもの数も減っているからね~」
…と頭でわかってはいても、その変化に対応するため、自分たちも少しずつ変わり続けることはできているでしょうか。

あまり重く考えると辛くなってしまうので、
ナタデココやタピオカのように、少子高齢社会が今の流行なんだと思って
時代の流行に乗っていきませんか。


なかしべつ町民活動ネットワークのウェブサイト
(ご連絡は「お問い合わせ」からどうぞ)
https://n-can.jimdofree.com/

なかしべつ町民活動ネットワークのFacebookページ
https://www.facebook.com/nakashibetsu.can/


いいなと思ったら応援しよう!