東京生活タイトル

耳掃除が上手な人と結婚しなさい?

僕は子供たちの耳掃除に関しては、いささか自信がある。
二人とも僕の耳掃除が大好きで、上の子は2歳くらいから、下の子も3歳くらいからずっと耳掃除をしてやってる。

僕の耳掃除はとても気持ちがいいらしく(まあ、そういう風にしているのだけど)、5歳くらいまでは耳掃除してもらいながらグーグー寝てしまうことがよくあった。今は好きなマンガを持ってきて、それを読みながら耳掃除してもらうのが週末の子供たちの大きな楽しみというか、保障されて当然の権利となっております。

金曜日にお酒を飲み過ぎてしまった夜とかは、寝てしまった僕の枕元に座って、「パパはどうして耳掃除してくれないの?」とブツブツ恨み言を壊れたレコードみたいに言い続けられて、仕方なく起きて耳掃除してあげる、というのも時々あります。

それでふとひらめいたのだけど、「耳掃除が上手な男」というのは、結婚相手として良いか悪いかを判断する大きな材料になるのではないか?と思ったのです。特に女性はセックスするより、耳掃除をしてもらった方がよっぽどよく分かるんじゃないかな?

例えば僕は耳垢を取ること、気持ちよくしてあげることを目的に耳掃除をしています。「気持ちよくしてあげること」はとても大事で、これがないと子供たちはパパの耳掃除が嫌いになってしまうと思うからです。

僕のママ友の中には「耳垢を取ること」だけを目標にしている人もいて、子供たちは痛がったり嫌がったり大変らしい。僕が「耳掃除?ウチの子たちは大好きで、いつも気持ち良くて寝てしまいますよ」といったら、「えーどうして?なんでー??」とビックリされた。

耳掃除のワザを男性意識をはかるツールと考えると、以下のように耳掃除をする男は、結婚相手としてはあまり期待できないでしょう。
・そもそもガサツ
・頼んでもテキトーすぎて役に立たない
・耳掃除をする事を嫌がる
・仕方なくやっているのがよく分かる
「耳掃除=共同生活」「耳掃除=家事」と考えるとピンと来ますね。

あとは
・痛い、といっているのに無理する
・まったく気持ち良くない
・自分ばっかり耳掃除してもらいたがる
・道具に凝るがすぐに飽きるか、使いこなせない
こういうのもダメですね。「耳掃除=セックス」と置き換えると、自分勝手で相手のことを大事にしない傾向が読み取れます。まあ、そういう男性が好きという女性もいるみたいですが…

やっぱり理想とするのは、
・「耳掃除してあげようか?」と男から声をかけてくれる
・とても気持ち良い。
・無理に奥の耳垢を取ろうとしない。あきらめがいい
・ちゃんと耳垢を取ってくれる(結果を出してくれる)
・耳掃除が楽しそう
こういうのが結婚相手として良さそうですね。「耳掃除=自分へのお世話」と考えると良いかもしれない。

ちなみに僕はまだ子供がいない時、奥さんの耳掃除をよくやってあげてました。たしか旅行先で「耳がガサガサするから診てみて」といわれたのがきっかけだったかもしれない。

その時は大した道具を持っていなくて奥の耳垢が取れず(竹製の耳かきしかなかった)、ドイツのホビーショップで精密ピンセットを探し回ったけど見つからずに憤慨していた記憶があります。悔しかったので「その取れない耳垢に名前つけていい?」と奥さんに言ったら、ドン引きされたなあ(笑)。

まあもし僕が娘から「パパ、どんな男性を恋人にすればいいの?」と聞かれたら、「耳掃除してもらってパパのやり方と比べて決めれば?」と答えたいですねー。娘には耳掃除テクニックの判断基準が備わっているし、そもそも経験が浅い女性がセックスで男性を判断出来たりはしないもんね。

あーでも女性からは恋人候補に「耳掃除してみて?」とは頼みにくいかなあ?でもセックスするよりはハードルが低そうな気するんだけど。この辺り(耳掃除が頼みにくい、そもそも耳掃除が男性の判断基準になるか?)とかは女性の意見を伺ってみたいものですね。僕は奥さんとはセックスした後で耳掃除をしてあげたような気がする。

そして一番の問題は、娘が僕に男性の選び方についてアドバイスを求めくれるか?ということですね。うーん、それはわからない。


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