温泉ホテルで見た美人姉妹家族
大分県の別府温泉と湯布院にいってました。僕の家族・両親合わせて大人5人子供2人の大所帯で。バスで移動すると合計5000円とか平気でかかってビックリ。あと地獄めぐりも1か所につき大人が400円もかかってビックリ。
さて僕は夕食や朝食で他の家族を見るのが好きです。
両親と子供がそろっているのを見ると、なんだか遺伝子の組み合わせサンプルを見ているような、また他所の家庭の事情を垣間見れるような気がして楽しいからです。
別府のホテルで見かけた4人家族は、美人姉妹でビックリ。
おそらくお姉さんは20代初め、妹さんは10代後半かもしれないけど同じような黒髪ロングヘアで顔つきもよく似てました。お母さんはおそらく40段後半くらいで、これまた美しい。姉妹はお母さん似でした。
ただこの姉妹、とくにお姉さんの方が「私はどうしてここにいるのだろう」という感じで、納得していないというか楽しんでいないというか(笑)。まあ家族向けの大きなホテルでみんなで朝ごはん食べるよりは、恋人と二人で小さな高級旅館に泊まった方が嬉しいんだろうねえ。ちなみにその家族はお父さんがチョイ悪風で、年も離れていました。たぶん父権が強いのでしょうねえ。
「お父さんが強そうだから、まだ妹となら一緒にお風呂入っているのかなあ?ぜひそうであって欲しいな」とか思っていました。
別の家族は、ずらっと並んだ4人の子供がぜんぶ女の子。
「こりゃ大変だ!」というのが僕の素直な印象。失礼ですね。上はたぶん中学生くらい、下は5歳くらいかなあ。大きなお姉ちゃんがてきぱきと小さな妹たちの面倒を見てあげていて、微笑ましかったです。こうして母性を育てるのですかねえ。まあでも人によるな。僕の娘は弟の面倒をほとんど見ないから。
4姉妹家族を見て、僕はすこし影が薄いその家のお父さんに同情したり。
「この家はペット飼っていそうだな。お父さんが『どうしてもオスじゃないとだめだ!』とか強硬に主張して、男仲間を増やしていそう」とか勝手に想像していました。
僕たちの後ろは結婚前の若いカップル。
男は大学生か、社会人2年目くらい。女性は朝からメイクバッチリで、けっこう気合入っていました。二人ともホテルの浴衣を着てましたが、明らかに女性のテンションが落ちてました。朝食はバイキング形式だったけど、ウキウキしながら何度もお代わりに行くのは男性ばかりで、女性はけだるそうに座ったまま。
まあ確かにここはファミリー向けのホテルだからねえ。
たぶん恋人の男性に連れてこられたけど、少しがっかりしている感じ。ああ、これはひょっとして女性の前の恋人が年上の大きなサイフを持った男で、前に泊まった箱根の高級温泉旅館と比べているのかなあ?とか勝手に想像したり。
うん、まあ完璧じゃないかもしれないけど、彼はあなたのためにお金を使ってくれてるんだからいいんじゃないかな?結婚して子供が生まれたら、またここに来ればいいじゃない?ああ、でも『それ』が嫌なのかなあ?10年先の想像がついちゃう交際って、穏やかで幸せかもしれないけど刺激が足りないよねえ…と、僕は心の中で勝手にアドバイスしたり。
こうやって朝食を食べながら余計なお世話的妄想が楽しめるのも、僕の子供が一人で勝手に食べてくれるようになって手が掛からなくなったおかげですね。2年くらい前までは、食事の度に戦争でぜんぜん余裕がなかったから。
ファミリー向けホテルのレストランでドヤドヤ朝食を食べていると、なんだか自分も「家族持ち」仲間に入れてもらえたような妙な達成感があります。遠くまで来ちゃったなあ、奥さんと二人っきりの時はカップルじゃないといけないようなところに色々と行っておいてよかったなあ…としみじみ思ったり。とりとめなくてすいません。
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