ホロGTAおつかれさまでした

もう一週間経つんですね。ホロメンの皆様、運営さん、切り抜き師さん、視聴者のみんな、おつかれさまでした。
期間中はギャングメインで、抗争時は警察側との二窓で見てました。他の陣営はニュースと切り抜きに頼る感じですが、一通りの出来事は把握できたかなといったところ。ホロメンの振り返りはまだぜんぜん見てません。
さらに言うと、警察側の動きも誰かを中心に一通り追いたい気持ちはあるんですけどね。スバルかししろんかござるさんかなぁ。とはいえ、あまり寝かせてもと思うのでここらで一つまとめておこうかなと。
ま、だらだら書いていくのでまとまりのない長文になると思いますが、そこはご勘弁。

ロールプレイ>ゲーム

開催告知で主催のみこめっとからゲーム内での振る舞いは「ロールプレイ」であることが強調されました。最初はゲーム内でのいざこざをホロメン同士の不仲説とかに繋げる動きを警戒してのものかなー、と思ってたんですが、終わってみればこのロールプレイこそがホロGTAにおける最上位の決め事だったんだなぁ、と。
つまり、GTAのゲームの攻略よりもロールプレイを重視して今回の企画は動いていたと感じました。
今回、一番賛否が割れたのは、警察署長のスバルだったと思います。この手のゲームは初めてながら10人以上の警察メンバーを指揮し、IGLの役割すら担わなければいけないのは相当なプレッシャーがあったと思います。
ゲーム慣れ、場慣れしているししろんか、それがやりすぎなら他の警察メンバーだとまつりあたりを据えたほうが警察のゲーム上の役割を効率よくやれたのではないかということですね。
でも、それってスタート地点からたぶん考え方が違うんですよ。この企画、まず警察署長という「演者」に誰が一番適役か、というところから始まってると思うんですよね。そういう視点に立つと、スバル以上の適役っていないと思いませんか? もちろんゲームもある程度機能させなければいけませんから、ししろんとかのサポートを手厚くした面は間違いなくあると思いますけど、ゲームとしてのバランスはジョーカーのみこめっとなどで後々調整できるからこそ、最初から動かせない「演者」は絶対なわけです。

ギャングvs警察

ここからはGTAのメインであるギャングと警察のやりとりについて。
今回、ギャングをメインに観てましたが、GTAはギャングのアクションですべてが始まることもあり、ギャングメンバーは特に最初の3日は忙しい、そしてつらい日々になりました。ホロメンも結構折れかけてたところありましたし、ギャング側で観てる視聴者にとっても、他の陣営が車を入手したりカジノで遊んだりしてるのを横目で見ながらギャングの面々が盗難車でひたすら資金集めに奔走するのを観るのはつらかったと思います。見せ場は1日目のぺこらのヘッドショットと飛行機強盗くらい? ゲームに慣れながら耐え忍ぶ日々が続きます。
特に2日目の職質強化はまずかったと思いますし、あとあと尾を引いたところもありました。メカニックや食料調達など、市民に合うたびに職質を恐れて武器を隠し所持品も整理して、という行為は、とにかく配信のテンポが悪くなってよくなかったです。職質自体はすぐに止めましたが、職質しない通知はしておいたほうがよかったかなと。
その裏ですいちゃんが大暴れしてたのがいい仕事をしてたと思います。ギャング側から視線を逸らす意味でも、警察側に緊張感を持たせる意味でも。

潮目が変わったのは4日目。こよりが人参カーをゲットし、飛行場の完勝、そしてなにより終了1時間前に自然発生したトワ様とお嬢の大立ち回りでしょう。

2対5の数的有利ながら警察の完敗と受け止められた節があったんですが、実際のところは2対1×5回。戦力の逐次投入のダメなところがこれでもかと出た場面でした。この件を受けて警察側も人員強化と作戦面を改善。警察側に火がついた瞬間であり、それが用意された大型犯罪ではなく自然発生したバトルから紡がれた物語なところがアツい。
そこから先はほとんど、ギャングの作戦勝ちながらバトルは警察側が殲滅、という感じで、大型犯罪は両者痛み分けという感じ。最後のユニオンこそ多少グダりましたが、どれも見ごたえあるいいバトルだったと思います。
警察とギャングの人数や装備の差など言われていますが、ギャング側が一点突破すればいいのに対して警察は面的に抑えなければならないので、バランスとしてはよかったんじゃないかなと。

ギャング(ミリモン)陣営

ここからは各陣営について。
ミリモンはチームとしての団結と成長の物語でした。最初はまるで別のゲームをやってるかのうような雰囲気でしたが、アジトを調達し数々の大型犯罪をこなす過程で目的に対して一丸で行動するチームとして結束していく姿は至高のエンタメでした。ソロ志向が強いホロメンが多かったこともあり、メンバー間の絡みも新鮮でよかったです。特にお嬢とぺこらのぬいぐるみ交換は、様々な恋愛プロレスとは一線を画す「良さ」がありました。あやぺこの灯、絶やさずにしていこうな。

警察陣営

ギャングがチームならば、警察は大空スバルの成長物語でした。裏で相当な練習をしたという話もあり、日々リーダーとして、IGLとして成長していくスバルと、それに伴いチームとして機能し始めるメンバーの姿は、こちらも見ごたえがあるものだったと思います。
スバル以外だと、わための活躍がやはり目立ちますね。普段のイメージからして、これだけやれるとは思ってませんでした。新たな一面を見れてよかったです。

あと、ししろん&いろはの縁の下の力持ち組もおつかれさまでした。自由奔放なメンバーが多い中で、ぎりぎり踏みとどまったのは二人の力が大きかったと思います。

パン屋&院長

ロールプレイという意味では最強でした。その場のアドリブであれだけの見どころを作れてしまうホロメンのアドリブ力、瞬発力の高さにただ感嘆するのみです。特に結婚式に乱入するフブちゃん視点は下手な映画より映画してる。


メカニック&キャバクラ

どうしても割を食いがちな役割。メカニックは人数が少なくて仕事から離れにくいし、キャバクラは初速こそあれ後半になると放置されがち。
そんな状況でも主にエッチな方面で想像以上の存在感を示しました。というかケツ洗車にポールダンス、女性しかいないホロの箱企画だからこそですよね。男性混合の企画だったら絶対できない女子高のノリ。

記者

引っ搔き回し役として特に前半に絶大な存在感を示しました。適役すぎて2回目があってもポルカ以外のホロメンが演じるのは考えられない感じ。

他の市民

ルイ姉の動きはまだあまり把握できてないのでノーコメント。麻薬作るのは結構たいへんで、改善点はありそうな感じらしい。
海外勢のハンバーガーショップはもっと利用してほしかったなー。言語の壁はあるかもしれないけど、積極的に絡んでほしい。これは裏で根回ししてもよかったのではと思います。

鳩コメ&指示コメ

さすがに露骨なものはほとんどありませんでしたが、実質的な指示コメ(「ガソリン大丈夫?」とか「アーマー着た?」とか)は大量に飛び交ってましたね。苦言を呈したホロメンも何人かいました。これは視聴者側が改善しなければいけないところ。自分はそういう準備不足による失敗もゲームの楽しさだと思ってるのですが、好きなホロメンがそういう形で失敗しちゃうのを見たくないというのも、まああるよね。さすがにウザったくなって途中からコメントは非表示にしてたんですが、それはそれでホロメンがコメントに反応する場面では疎外感があってなんともなぁと。
コメントを見なければいい、とは言いますが、衣装替えとか車選びとかの場面では視聴者とワイワイしながらやりたいというのもあるでしょうし、見ていなくてもタイミングよく同じ行動をすれば「見てもらえてるのかな?」と勘違いする視聴者はいるでしょう。ホロメンによって配信の指針は変わってくると思うので一律でルールを決めるのはよくないと思いますが、ホロメン側でむやみに反応しないなどの対策はとらないと、どうにもならないかなとは思いました。

二回目に向けて

今回は一回目の開催であり、未経験のメンバーが大多数ということもあって、実験的な面が多かったと思います。その中でもホロメン達が自身の類稀な能力でロールプレイをこれだけ魅力的なものに仕上げ、視聴者にこれだけのエンターテイメントを提供できたのは、大成功と言っていいと思います。
また、少ない人数でもGTA企画を成立させられることがわかったのは、二回目の開催に向けての良い材料でしょう。
ミオしゃが言っていたように、自身のブランディングの関係で男性配信者と絡むのを避けるホロメンもいるでしょうし、箱内で完結できたのは大きすぎる収穫です。
もちろん、一週間ほどホロメンを拘束することになるので気軽にやることはできないと思いますが、じっくり企画を練ってまたGTA企画を開催してほしいものです。
そして主催の二人、みこちもすいちゃんも自身のライブを控えて忙しい中、一体どれだけの労力をこの企画に注ぎ込んだのか。感謝してもしきれないです。ありがとうございました!

おまけ:音乃瀬奏

皆の妹、音乃瀬奏。今回の企画でいちばん名を上げたのは彼女だと思います。自身のパーソナリティを、そしてホロライブの中の立ち位置を完全に掌握して、視聴者に印象付けることができたと思います。
ハードコアマイクラ、ホロARKと二つの箱企画に参加する中で徐々に先輩と絡み方を掴んでこれてる印象はありましたが、ホロGTAでここまで話題の中心になるとは思いませんでした。
ところで、奏が所属するREGLOSSって今は一番下の世代ですが(厳密にはENのJusticeがいますが)、将来、間違いなく先輩になる時がくるんですよ。その時に彼女が先輩としてどう振舞っていくのか、そんなの絶対に美味しいと思いませんか? 買い時ですよ、奥さん。


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