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白蟻被害
先日、お客さんから玄関に白蟻が出た!と連絡があり見に行くと、玄関の「上り框」と言われる部材に白蟻被害が見られました。
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触ってみると、中身がスカスカになっている事がわかりました。
実はこちらのお宅は5年ほど前に弊社でリフォームさせて頂いたのですが、その時はこのような被害はありませんでした。
この5年の間に、侵入してきたのでしょうか。。
それにしても、結構な被害なので現場調査から数日後に工事させて頂く事になりました。もちろん、床下や家周囲のシロアリ駆除工事も同時に行います。
上がり框取替え
框を解体してみます。
表面を少し剥がしたところの写真です。(閲覧注意!!!)
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やはり、結構な被害でした。(汗
比較的柔らかい部分が食べられていることが分かりました。おいしんでしょうかね。(汗
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玄関框以外にも、フローリングの下地となる根太も一部被害にあっていたので取替えます。やはり白蟻は米松と集成材が大好物なようですね。。
桧が使われていた部材(大引き)もあったのですが、被害はありませんでした。。やはり桧は強いですね。
框修繕
白蟻被害部分を撤去後は、新たに使用する木材に防蟻処理を施し、床の補修・補強して、元あった形に復旧していきます。
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フローリングも一緒に張替えしています。張替えと言うよりは増し貼りですかね。(既存のフローリングの上に張っている)
フローリングの製品名もリフォームフロアーと言ってリフォーム専用の物です。今回はPanasonicの6mmリフォームフロアーを採用しました。
違和感なく綺麗仕上がってよかったです!
こういったケース工事になると、被害部分以外の工事も+αであったりするので、しっかりとした現調、分かりやすい見積、そしてお客さんへの説明がとても重要となります。
最後に
今回は白蟻被害の一例を実際に現場から紹介しました。
白蟻の侵入経路編は次回紹介します。
今回の被害は、連絡を受け早目に対応できて、ここで食い止めれて良かったです。
以上!