my bestday noteを一冊書き終えて
去年の夏から書き始めた最高の一日を考える「my bestday note」の一冊目を書き終えたので、その感想を綴りたいと思います。
my bestday noteとは
「my bestday note」は古性のちさんが運営されている『my bestday shop』で販売されている「理想の暮らしを実現していくための専用ノート」です。
my bestday noteを書いてみた感想
「my bestday note」には『自分が考える最高の一日』が4回分書けるようになっており、3ヶ月に1回書くとちょうど一年で書き終えることができます。
ただ理想を書いていくだけでなく「理想だけどできてないこと」や、そのできていないことを実現するためのアイディアを書くところがあります。
加えて「〇ヶ月あればできること」と、書き出したアイディアの中から1~3ヶ月の間でできそうなこと書いていく欄があります。
こうして書いていくことで少しずつ自分の「最高」に近づくための道標を立てていくことができるのです。
これが1年や2年ではなく3ヶ月が最長というのがいいなと思いました。
3ヶ月ってけっこうあっという間に訪れるので、高望みはできないんですよね。
なので、現実を見据えて書こうとするのです。
高望みも背伸びもしないので、書いたことが叶う可能性が高くなるんです。自分の考え方や行動、努力次第でどうにかできる範囲なので「ただ理想を書いて終わり」にならないところが自分のお尻をいい塩梅で叩いてくれますし、挫けそうになったり迷いそうになったら「そうだ、こんなこと書いてたんだった。やりたかったんだった」と背中を押して前を向かせてくれました。
ノートを書く頻度と変化
私は初めてだったこともあり半年ごとに書いていきましたが、2冊目からは3ヵ月ごとに書いていく予定です。
というのも、回を重ねるごとに表れる変化が面白かったからです。
自分という同じ人間が考える最高の一日なのだから、いつ何度書いても同じなのでは?と思うかもしれません。
私も書く前はそうなるかもしれないと思っていました。
けれど1回目に書いたものと4回目に書いたものとで内容を見比べてみると、大まかな部分は変わらないものの、細かい部分が異なるのです。
もっと詳細に言うと、最初は背伸びしていた部分が現実に近づいているというか、私の場合は「実現できそうな理想」を書くように変わっていきました。
深く考えていたわけではありませんが、理想に理想を重ねすぎて手が届かないような内容だと、せっかく書いた「最高」に到達する自分の姿が想像できなかったことから、段々と現実に近づいてきたのかなと思いました。
現に3回目・4回目を書いた時にはノートに書いた一日を過ごす自分が映像として想像することができました。
どんな家に住んでいて、部屋の中はどんなレイアウトでどんな環境で仕事をしているのか。そこまで具体的に浮かんでいたことを考えると、私にとっての最高の一日は「自分が想像できる範囲の理想」のような気がします。
そして、それぐらいだと希望が持ててちょうどいいな、と思うようになりました。
「これならできそう」という思いが最初より強くなり、実際できるようになったこともあります。自分の最高に少しずつでも近づいているかも、という実感を得られるようになりました。
高い理想を持つのは悪いことではなく、ノートの説明にも「想像力にブレーキをかけないこと」と書かれています。
私の場合はブレーキをかけたのではなく、心地よいスピードを見つけた感じです。「高すぎる理想は叶わないと諦めてしまう」「叶わない理想を追いかけることにストレスを感じてしまう」のかなと。
最高の一日という目標を立てながら、こういった自己分析をすることもできたことは大きな収穫であり、これからを生きていく私への大事な一部であり、材料であり、資料であり、記録になりました。
これは生きていくうえで必ず活かしていくことができる。
直感的にそう思っています。
この変化と自分と向き合うことを続けていきたい。
何より楽しいのです。自分にとっての最高を考える時間というのが。
なので、このノートはずっと書き続けていきたいと思っています。
my bestday noteと一緒に
「my bestday note」と一緒に「to me pocketbook」という小さなメモ帳のようなノートがあるのですが、こちらもおすすめしたい一冊です。
34個の質問が書かれており、それに答えていくというものなのですが、自分の理想を項目ごとに書き残しておけるので「my bestday note」を書く時にとても役立ちますし、その時の自分の理想がわかるので面白いです。
私は去年の夏頃に書いたのですが、読み返してみると今持っている理想とは異なるものがちらほら。
去年の私はこういう理想を抱いていたんだなという変化を項目ごとに感じることができます。楽しい。
ポケットサイズなので持ち歩くことができるのも好きなところ。
こちらも今の私に合わせてバージョンアップしようと思いもう1冊買い足してあるので、次に「my bestday note」を書こうと思っている3月頃に新しく書こうと思っています。
具体的にどんな変化が生まれているのか……書き終えてから見比べるのが楽しみです。
最後に
文字を書くよりキーボードを打つ時間の方が圧倒的に多くなっている中、アナログノートに手書きで綴っていくという原点回帰が特別なことのように感じることが度々あります。
私は「せっかくだから書くこと自体も楽しみたい!」と思って万年筆を買い、インクも様々な色を買って「書く」ことを楽しむようになりました。
こうして楽しみを増やしていくことで、日々に彩りが生まれていくんだなと感じています。
『my bestday shop』は毎月1日~20日にOPENしているようですので、興味のある方はぜひ!