一見の価値があるミュージックビデオ
MTVの時代
80年代洋楽といえばMTVですね。他にもピーター・バラカン氏がV JをしていたポッパーズMTV(マニアックな選曲をしていました)やミュージックトマトといったミュージックビデオ(当時はプロモーションビデオ・PVと呼んでましたね)を地上波で流す番組も多くありました。
そしてMTV大賞もあり、カーズの"You Might Think"やドン・ヘンリーの"The Boys of Summer"が受賞したことを覚えている方も多いでしょう。
さて今回はその中で印象に残っているMVをご紹介。a-ha "Take on Me"?、ピーター・ガブリエル "Sledgehammer"?、それともダイアー・ストレイツの "Money for Nothing"? いやいや、そんな有名どころではないんですが、思い出しながら見て欲しいものを選びました。
Peter Wolf "Come as You Are" (1987)
J.ガイルズ・バンドを脱退したピーター・ウルフのセカンド・アルバムのタイトルナンバー。ひたすらピーターが飛び跳ねるというビデオ。ノリノリの曲調にフィットしていました(米15位)。
John Fogerty "The Old Man Down The Road" (1984)
元CCRのジョン・フォガティが久しぶりに発表した3枚目のソロ作より。ひたすら長いギターのコードが映し出され、最後の最後にジョンが登場するというもの。CCRの"Green River"のジャケみたいな風景が印象的(米10位)。
Godley & Creme "Cry" (1985)
元10ccで当時は映像作家としても引っ張りだこだったケヴィン・ゴドレーとロル・クレームのシングル(米16位)。次々と顔が変わるモーフィングの原型のアイデアによるMV。これもMTV大賞受賞作。モーフィングは後にマイケル・ジャクソン "Black or White"で使われることになります。
Kylie Minogue "Come into My World" (2002)
最後は時代はずっと降ってカイリー・ミノーグの2002年のシングル。説明不要、とにかく観てください。見るたびに新しい発見がある名作。