全米11位で終わった80年代の曲
私がビルボードチャートにハマっていたのは84-86年くらいの短い期間でしたが（一応その後もチラチラは見てた）、好きなアーティストの曲がトップ10に入ると嬉しかったですね。
さて、今回は80年代に惜しくも11位止まりだった曲を調べてみました。年間チャートの記録から拾っているので、モレも多いかと思いますが。
1980年
Kenny Loggins "This Is It"：AOR時代のケニーの代表曲の一つ。好き。
Steve Forbert "Romeo's Theme"：うーん、アーティストも知らない。
Barry Mardones "Into the Night"：申し訳ない、こちらも知らない。
Prince "I Wanna Be Your Lover"：おおっ、プリンス初のHot100の大ヒットが！
1981年
Gary U.S.Bonds "This Little Girl"：ブルース・スプリングスティーンとの関係が深かった人ですが、"Quarter to Three"くらいしか知らないなぁ。
Stevie Wonder "I Ain't Gonna Stand It"：アルバム"Hotter than July"より。スティーヴィーにしては比較的地味な曲ですが、後にクラプトンもカバー。
1982年
Paul Davis "Cool Night"：ポール・デイヴィスといえば"I Go Crazy"などのヒットもありますが。やや甘めながら印象的なAORチューン。
Barbra Streisand "Comin' in and out of Your Life"：ごめんなさい、この人やローリー・アンダーソンあたりはどうにも触手が…。
Stevie Nicks "Edge of Seventeen"：スティーヴィー・ニックスも実は一枚もアルバム持ってないんですが、ヒット曲はだいたい知ってます。これは映画"School of Rock”にも登場しましたね。
1983年
Naked Eyes "Promises, Promises"：デビュー曲でバカラックのカバー"Always Something There to Remind Me"がいきなり米8位を記録した彼らのセカンド・シングル。後にクライミー・フィッシャーを結成するロブ・フィッシャーが作曲に参加。彼らはわずか2年ほどで活動停止したものの、現在は再結成している模様。
Little River Band "The Other Guy"：リトル・リヴァー・バンドも縁がなくていまだに聴いていない。
Loverboy "Hot Girls in Love"：彼らはアルバムはチャート上位に行くものの、なかなかシングルはトップ10入りできず、トップ10シングルは85年の"Lovin' Every Minute of It"（米9位）のみ。意外ですね。
1984年
Go-Go's "Head Over Heels"：このタイトルだとティアーズ・フォー・フィアーズの方を思い出してしまいますが、邦題は「キッスにご用心」。微妙に時期がずれたのか、ゴーゴーズをリアルタイムで聴いたことがない。
1986年
1985年は見当たらず、86年へ。
Scritti Politti "Perfect Way"：現在では名盤扱いの"Cupid & Psyche '85"より。当時大好きで、「なんでトップ10に入らないんだ！」と憤った思い出が。後にあのマイルス・デイヴィスもカバー。
Sheila E. "A Love Bizarre"："The Glamorous Life"と並ぶ彼女の代表曲。なぜだろう、PVを見た記憶がない。いかにもプリンスが作りそうな曲。
TOTO "I'll Be Over You"：アルバム"Fahrenheit"のリードシングル。前作"Isolation"の不振も日本ではこのアルバムも3位だったそう。ルカサーとランディ・グッドラム作ですが、正直ここまでモロにAORだとあまり好きになれない。のでリンクなしで。
1987年
Kenny Loggins "Meet Me Half Way"：二度目の登場のケニー（ついてないね）。映画"Over the Top”よりモロダー＆ホイットロックの共作という"Danger Zone"コンビ。
1989年
88年も見当たらないので89年へ。
When in Rome "The Promise"：ごめんなさい、アーティストも知らないです。
Soul Ⅱ Soul "Keep on Movin'"：グラウンドビートの代表格である彼らの最初の大ヒット。米R&B、ダンスの２つのチャートを制覇したにもかかわらずこの曲は11位止まり。続くシングル"Back to Life"が米4位に。