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レココレ「80年代のロック・アルバム200」②181〜190位

前回に続き、3年前のレコードコレクターズ誌の便乗記事です。ぜひレココレのバックナンバーもお買い上げください。
今回は181〜190位までのアルバムです。前回書いてみて、意外にアルバム持ってないなと(当たり前なんだけど)。

190:Mari Wilson with The Wilsations "Showpeople" (1983)

AmazonではCDが売ってない模様。ビーハイブヘアが特徴的で覚えてますが、アルバムは持ってません。音楽の印象的にトレイシー・ウルマンと被ります。

189:The Go-Go's "Beauty and The Beat" (1981)

参ったな…。ゴーゴーズすらアルバム持ってない。リアルタイムでは既に解散していて聴くタイミングを失ったというのもありますが、ベリンダ・カーライルのソロ作があまり好きじゃなかったんですよね。この1stのアルバムタイトルはセンス抜群だなと思います。

188:Enya "Watermark" (1988)

MVで"Orinoco Flow"を観て、速攻でレンタルで借りたアルバム。当時こんな音楽聴いたことがないという感じでした。レココレ誌の方で初めて知った情報多し。ある意味でケイト・ブッシュと同じ地平線にいるようで極北の音楽といった感じです。ビデオも素晴らしかった。

187:Bon Jovi "New Jersey" (1988)

ボン・ジョヴィに関しては前作"Slippery When Wet"がリアルタイムで、その頃は「いい曲作るなぁ」と思いながらもアルバムも借りることなかったんですが(後追いで初期作は買った)、結構好きなバンドではありました。最初のシングル"Bad Medicine"は苦手なタイプの曲でしたが、続くシングル"Born to Be My Baby"は今でも彼らの中でトップクラスに好きな曲。適度にロックで適度のポップ、でも中庸な平凡さはない、いいバンドです。

186:23 Skidoo "Seven Songs" (1982)

後にケミカル・ブラザーズがカバーしたことで知られるそうですが、ごめんなさい、知りません。これはシングルコンピ盤のようです。

185:Genesis "Invisible Touch" (1986)

言わずと知れた世界制覇アルバム。ですが、当時はここまでポップになってしまっていいの?(特にタイトル曲)と思ってしまい、ひたすら前作"Genesis"の方を好んで聴いてました。"Land of Confusion"とかは彼ららしい楽曲だと思いますが、タイトル曲のせいでリアルタイムでは買わなかったアルバムでした。またジェネシスらしさ関係なく、"Throwing It All Away"は大好き。

184:The Jam "The Gift" (1982)

このアルバムは持ってませんが、ヒット曲"Town Called Malice"を聴くと、流石にこのバンド形態では無理が来たんだろうなと思ってしまう。このアルバムの前に出たシングル"Absolute Beginners"は完全に3ピースには収まらなくなってるように感じました。

183:Orchestral Manoevres in the Dark "Organization" (1980)

ヒット曲"Enola Gay"収録の出世作セカンド。ですが、私はこちらより1stの方が好き。さらに3rdの"Architecture & Morality"が好きということで、アルバムとしてはあまり聴いていない。ところでOMDって現在に至るまで本当にアルバムの駄作がないバンドだなと思います。

182:Phil Collins "Face Value" (1981)

思えばフィルは初期はソロでジェネシスに寄せ、逆にジェネシスではポップに寄せという感じがします。この1stはどちらかといえばプログレとして聴いた方がしっくりくるかも。代表曲"In the Air Tonight"のドラムインは今でも興奮する瞬間の大傑作でこの曲に尽きるわけですが、他の曲も異様に完成度が高く、彼の最高傑作といえばやはりこの1stを推します。音の録り方はゲートエコーのお手本のような迫力。

181:Tom Petty & The Heartbreakers "Southern Accents" (1985)

ここからのシングル"Don't Come Around Here No More"がどうにも好きになれず…。このあとはまた似た歌い方で苦手だったボブ・ディランとライヴ・アルバムを出すなどで縁が遠かったトム・ペティ。興味を持ったのはこの後、ファンには極めて不評のアルバム"Let Me Up"からのシングル"Jammin' Me"、その後ずっと歳月を経てライヴ・エイドのDVDでの彼を見てから。今ではバックを務めるハートブレイカーズともどもアメリカン・ロック史上重要なアーティストと認識してますし、ディランともども好き。が、いまだに"Don't Come Around…"は苦手。このアルバムもいまだに持ってません。

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