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レココレ「80年代のロック・アルバム200」④161〜170位

引き続き、3年前のレコードコレクターズ誌の便乗記事です。ぜひレココレのバックナンバーもどうぞ。
今回は161〜170位までのアルバムです。

170:Prefab Sprout "Protest Songs" (1989)

プリファブ・スプラウトは私にとっては割と鬼門だったりする。申し訳ない、あまり好きになれませんでした。

169:Neil Young "Freedom" (1989)

ニール・ヤングの80年代は低迷期と言って良いように思いますが、これは力作。"Rockin' in the Free World"はグランジへと直結する名曲。人民帽を被っているのが強いメッセージ性になっていますね。

168:Pigbag "Dr. Heckle and Mr.Jive" (1982)

これまたごめんなさい、ポップ・グループ系は軒並み苦手です…。

167:Mark Stewart "As the Veneer of Democracy Starts to Fade" (1985)

またポップ・グループじゃないか…。

165:ZZ Top "Eliminator" (1983)

とにかくよく売れた&ロングセラーのイメージがありますが(次作"Afterburner"まで)、日本ではその人気は一部にとどまっている感じ。相当モダンなロックをやっているのにルックスのせいでコテコテのオールドロックのイメージがついているような気がします。

165:Scritti Politti "Songs to Remember" (1982)

"Cupid & Psyche '85"以降、気になるバンドなのに寡作なのでハマれそうでハマらなかったところ、2000年代になってラフトレードからのこの1stが再発されて即購入。セカンドのイメージがあるとかなりぶっ飛ぶアルバム。やはりグリーン・ガードサイドは懐が大きいと感じさせる1st。

164: The Rolling Stones "Emotional Rescue" (1980)

今振り返ると、ストーンズはリズム面で70年代後半からかなりチャレンジングだったなと思います。ミックのファルセットで押し通すタイトル曲、相当好きです。

163:The Specials "More Specials" (1980)

1stは愛聴していますが、2ndはなかなか聴く機会がなく。しかし80年代のスカ界隈はいいですね。テリー・ホール、ジェリー・ダマーズという傑物を産んだ名バンド。

162:Aerosmith "Permanent Vacation" (1987)

洋楽聴き始めの頃、既にエアロスミスは70年代ハードロックの代表格だったものの、その頃は活動停止状態。そこでちょうど"Done with the Mirrors"でジョー・ペリー復活と話題になったものの、意外にヒットせず私もスルーしてました。が、このアルバムで大復活。外部のソングライターとプロデューサーのブルース・フェアバーンに依存という批判もあったものの、この魅力は抗い難い。シングル"Dude"は衝撃的でした。

161:Patti Smith "Dream of Life" (1988)

これまた70年代復活組。「あのパティが復帰」と話題になって、私も初めて聴きましたが、シングル"People have a power"を聴いて、今の時代にこんなメッセージソング?と疑問しか湧かず。そこからも聴くことはなくなりました。しかしそのわずか1年後にベルリンの壁が崩壊したわけで、そういう意味ではやはり彼女は凄かったのかもしれないと。でも音楽的には申し訳ないが70年代作も含めてあまり魅力は感じず。

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