飼育放棄された噛み犬
この画像、とっても可愛くないですか?
可愛いですよね。わたしもそう思ってました。
「どんな子なんだろう〜〜!たのしみだなあ!」
そうやって、わんちゃんグッズをせっせと買い集めてこの子の譲渡を待っていました。
当日。
来たのは何ヵ月もトリミングされていない様子の毛玉だらけのわんこ。
最初は行く時間がないのかな?と意味わからんくらいポジティブに捉えてましたが、いただいた柵などを見る限り飼育放棄が垣間見え、しまいには車で連れ帰ったときにわんこが牙を剥いてきた。
生粋の愛犬家だったけど、あんなにも牙を剥かれたのも初めてだったしめちゃくちゃ本気で噛まれたのも初めてで、初めて犬が怖いと思いました。
しかし、環境が変わったらそりゃ怖いよな〜〜、と噛まれても呑気に考えていた私。
でも1週間、2週間と経つにつれて、近づくだけで噛むのは可愛がろうとしても物理的不可能…!と思い元飼い主に連絡したり、知り合いのトレーナーに見せたり。
元飼い主から話を聞けば聞くほど、飼い主が原因すぎる…!(主に甘やかし、放棄)となり時間をかけて懐柔させることに。
現在、譲渡されてから約5ヵ月。
トレーニングに出さずとも愛情のみで噛むことがなくなりました!!(つい先日突然噛まれたけども)
なんという成長!!!!
しかしこの子には将来サロンの看板犬になってもらうという使命が。
そのためにはやはり確実に噛まないいい子になってもらわなければならないので近いうちにトレーニングに出す予定です。
そもそも人間と生きていくには噛むのは論外だしね。でも、愛情だけでもこれだけ変わるんだなっていう証明ができて個人的には大満足だし、この子が殺処分されるような人生にならなくて良かったなって本当に良かった!
ぱっと明るい子になってほしくて、その子を「ひまり」と名付けました🌻