闘う人の白塗り率が高い試合を見た日(2023年5月13日、暗黒プロレス組織666を観戦して思ったこと)
ラム会長が気になって足を運んだ暗黒プロレス組織999(正確にはラム会長「選手」、と記すべきだが、会長もある意味敬称になると思うので、本稿では「ラム会長」で統一します)。
端的に感想を述べるなら……暗黒とは、アングラの要素を多分に含んでおり、プロレスの様式を軸にして面白いものを見せてくれる組織、という印象。
事細かに語るには、私ではまだまだ人生の厚みが足りないということでお茶を濁してしまう面もあるが……これもプロレスなんだ、という驚きと笑いと共に私が感じたのは、懐かしさ。
思い出したのは、お笑いのライブや舞台演劇に通っていた頃の感覚だった。頬が痛くなるくらい笑ったり、舞台で繰り広げられる別世界に泣いたり笑ったりして心が動くその感覚は、ある意味、心の運動不足解消だったのかもしれないなぁ、などと思う。
666は、演劇とコントとプロレスが重なって入り交じって、何かすごい面白いことになっている。そんな印象だ。
もうちょっとわかりやすく語れるよう、私の人としての器量を深めたいものだな、なんてことも思った試合だった。
さて、次はどんな試合を観られるかな。