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闘う人たちの18試合を見た雨の日(2023年3月26日、スターダムを観戦して思ったこと)
全てオーバー・ザ・トップロープルールありの10分1本勝負とはいえ、3時間を超える観戦。恐ろしい試合数だったが、見応えはある。
この日はシンデレラトーナメント初日。きらきら眩しい女子選手36名の登場から、否応なくテンションは上がる。
ピンフォールでの決着、オーバー・ザ・トップロープでの決着が続いた序盤、早くも「オーバー・ザ・トップロープで両者失格」という展開もあった。
かと思えば、机に穴があくほどのハードコアな試合があったり、4分も経ずに終わる試合があったり、時間切れ引き分けによる両者失格があったり。
オーバー・ザ・トップロープというルールによる頭脳戦な一面も垣間見えた気がした。
タッグパートナー間の対決も多かったので、勝敗を決めてしまうと、関係性に差し障るから、両者失格の道に至る。という見方もあると聞くと、プロレスの演出面が気になってしまうけれど、決着がどうであれ、リング上で闘う体を自分のものにしている人がぶつかり合う音と衝撃はまぎれもなく現実だ。
返せ、負けるな、と、気がつけば声を出して応援している。推し選手の勝敗に一喜一憂はするにしても、闘う姿を見ることができた満足感は確かにある。
そんなことを思った試合だった。
余談ながら、「負けるなー」「がんばれー」という子供たちの声援も結構飛んでいて、「ちびっこファンがいる〜!!」と癒やされる瞬間も多々あったことを、私は忘れない。
さて、次はどんな試合を観られるかな。