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闘う人の若さを目の当たりにした日(2023年5月27日、東京女子プロレスを観戦して思ったこと)
東京女子プロレスを観ると幸せな気持ちになる。
今回も至福の一時を味わった。
上福ゆき選手の地元凱旋試合ということで、藤沢市の公共施設で行われた試合。座席の傾斜がかなり高めの劇場仕様で、面白い構造だなぁと思っていたら、これを上手いこと活用した選手がいた。
大久保琉那選手が、原宿ぽむ選手の「鬼ごっこだ~!」攻勢から逃れて場外へ駆け出し、そのまま客席通路を縫って逃走しリングに帰還。追うぽむ選手はすっかり息切れして何とかリングに這い上がる状態。
戸惑いながらも優しくぽむ選手を気遣って、へろへろのぽむ選手をカバーしない琉那選手の可愛いこと!
その若さと優しさに隙ありと言わんばかりに捻じ伏せようとするぽむ選手も、さすが。
琉那選手にはその素直さと優しさを持ち続けてほしくもあり、ぽむ選手の戦法から学んでほしくもあり、今後の成長が楽しみでありちょっと心配でもある……あれ? 私、すっかり心掴まれているのでは?
琉那選手に限らず、東京女子プロレスで今年デビューした選手たちはそれぞれに個性的で、可愛くて、更なる活躍が楽しみで仕方がない。また観に行かなきゃ(沼……)。
さて、次はどんな試合を観られるかな。