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29歳で「恋愛依存」を脱出できたのは、


いわゆる「パラダイムシフト」という
人生の転機があったから。

今日はズブズブに恋愛依存しまくっていた過去と
そこから脱出できた話をnoteにしようと思う。


25歳

大学時代からずっと付き合っていた
1つ年下の彼と別れた。

「この人と結婚するだろうな」
ずっとそう思っていた私は、
本当にこの彼と結婚したいかどうか、ではなく
結婚できそうな今目の前にいる彼
に執着していたんだと、今では思う。

相手は自分の鏡とよく言うが、
別れ話になったときに
「nakoちゃんと結婚したいのか、
4年付き合っているから
結婚しないとと思っているのか
自分でもわからなくなってきた」
と言われた。

当時は「こんなひどいこと言われた!!」と
被害者ぶっていたけど、
これ、自分もそうだったじゃん、と。


「結婚できそうな彼」
目の前からいなくなった途端、
私は猛烈に焦り始めた。

仲の良い友人がそんな私を見かねて
1つ年上の男性を紹介してくれた。


もう、絶対に、
このチャンスを逃すわけにはいかない!!

結婚に執着していた私はこの一心で、
彼に尽くし、尽くし、尽くしまくった。

休みの日に彼の家に行けば
ごはんを作り置きして帰ってくる。
(良い嫁になりますアピール)

彼が迎えに行くよと言ってくれるのに、
「大丈夫!自分で行くよ!」と即答。
(私、あなたの負担になりませんよアピール)


正直、本心では、
心からホッとして一緒にいれないな
 彼の周りの友人も自分とタイプ違うな

と思っていたのに、その本音を見て見ぬふりしていた。


26歳
またしても別れ。


「気を遣われすぎてて、嫌だ」と言われた。
彼が遠くに転勤するのを機に、別れた。


あれ、おかしいな。
私こんなに頑張ってたのに。

まだまだ(違う意味で)前向きな私。

よし、次だ!!と出会いを探しにいく。


仲の良い先輩とよくいく飲食店で、
同い年の男の子がいるよと紹介された。

共通の知り合いが多くいたことに安心して
早速紹介してもらい、連絡を取るようになった。

今の私が記憶から抹消したいからか、
どうやって付き合うことになったのか
覚えていない(笑)

ということは、
きちんと告白したり、されなかったんだと思う。
ぬるっと始まって、あれこれ、付き合ってる?
みたいな感じで、付き合うことになったんだと思う。

この彼は、「自分の生活」をすごく持っている人で
趣味も豊富で、一緒にいると毎日ワクワクした。
新しい世界をたくさん知った。

だけど、「結婚願望がない」と言われる。
それが彼の本心なのに、私は
「でも私といたら、結婚したいって思うかも」
と謎のポジティブを発動し、
その時がいつくるのか、そわそわしながら待っていた。

でも、その時は一向にこない。

当たり前だ。
彼は「結婚願望がない」と私に
しっかり伝えてくれていたんだから。

この彼に盲目になっていた私は、
ひどいことを言われて泣いても、
それに異常を感じていなかった。

でも母親や、友人に話すと、
「なんでそんな人と付き合ってるの?」
と必ず言われた。

恥ずかしながら、
応援してくれる人が1人もいなかった


結果、別れることになったんだけど、
どうやって別れたかも覚えていない(笑)

たしか、私が結婚するかしないかの
答えを出す期限を設けて、
そこまでに彼から「結婚する」という
答えが返ってこなかったから、
別れる決心をしたんだと思う。


27歳
またしても別れ。

次は、誠実of誠実な人と付き合いたいと思い、
「nakoに合うと思う」と言ってくれていた
友人がいたことを思い出し、
紹介してほしいと頼んだ。

お気づきでしょうか。
ここにきても私はまだ、
「相手に問題がある」
思い込んでいるのです。


で、その人を紹介してもらって、会ってみた。
話通りの、本当に優しい人。

ただ、、、、、重い、、、、、

「彼女はお姫様だと思っている」
といたせり尽くせりしてくれる。

私が好きなものをすべて自分に
取り入れようとしてくれる。

私が黒髪と言ったら黒に染め、
キャンプが好きと言ったら
キャンプ用品を揃えはじめる。

一見、「めっちゃ良い彼氏じゃん!」となる。
うん、良い人だったとても。

ただ、私のプライベートというか
私だけの好きなこと、楽しみ、余白
みたいなものがなくなっていく不安に襲われた。

ここまで100合わせてくれるのは、
逆に辛かった。


遠距離×コロナが重なり、
私の気持ちも離れていき、
ごめんなさいとお別れすることに。


28歳
またしても別れ。


やばいやばいやばい、
30までにあと2年しかない!

と、30歳の壁に恐怖心を煽られ
めげずに出会いの場に切り込む。

前も少しやっていたけど、
本格的にマッチングアプリをはじめた。

そこで出会った、
2つ年上の男性。

話心地も良いし、一緒にいて楽だし、
なんか良いかも〜と付き合った。

が、、、

いろいろあって、
私のメンタル的にも、
彼に対して生理的無理反応が発動。

人生初の経験で、どうしたら良いかわからず。

でもとにかく触れられたくない無理!!!!

となってしまい、
最後に関係修復に賭けた旅行の帰り道で
別れ話を切り出す羽目に。


絶望


なんで私こんなにうまくいかないの?

と。


別れた当日、気持ちが落ち着かずに
仲良しの先輩を飲みに誘って
やけ酒をしていたところ、
店先で出会ったのが今の彼。

8歳年下。
当時はまだアルバイト。

かわいらしい子だな、
と思っていたくらいだったけど
彼があまりにも私に懐いてくるので、
流されるまま、一緒に我が家に帰宅。

もうどうにでもなれ

とやけくそフィーバーだったので、
やっちまった、、とかもなく、
なんかもうなんでも良いや。だった。


で、そこから何度か彼と会うようになり
すっごく楽しくて、
本当に居心地よかったんだけど…

なにせ、相手は大学生。
かたや私は、30歳を目前にしたアラサー。

自分なにやってるんだろう
と自己嫌悪に陥りはじめる。(やっと)

何もかもうまくいかない現実に
これから先の未来に
なんの希望も見出せなくなっていた。

私一生独身かも。
ずっと1人でこうやって
ふわふわ生きていくしかないのかも。


と、孤独感や不安で押しつぶされそうになっていた。

そんなとき。
年末の音楽番組を見ていたら、
あるバンドに出会った
私は一目で魅了された。

他の曲も聴いていく中で、
不思議な感覚に襲われたことがあった。

時がとまったかのように、
ある歌詞、メロディーが私の脳内を
横切って行った。

忘れたくったって思い出してしまう
痛みもあると思う 振り返れば
それでも今がある
だって今日も生きてる
なんの為?決まってる
幸せになる為だって


そうじゃん。
私、幸せになるために生きないと。
と、心臓を突き抜かれた。

涙が止まらなかった。

家に帰る途中、
泣きまくりながら歩いた。


この瞬間を、私は今でも覚えている。

ここが、私のパラダイムシフト。
人生の転換期だった。


29歳
「本気で変わろう」と覚悟を決めた。

こんな人生だったのは、
相手の男性がどうか、ではなく
自分に乗り越えるべき
課題があったからなんだ

と気づいた日。


恋愛うんぬんの前に、
1人の人間として、1人の女性として、
どんな人生を送りたいかを考えた。

ご縁があって、素敵な先輩女性に出会って、
その方の元で正しく学びながら半年間、
自分とたくさん向き合った。
これほど自分のために時間を使ったことはなかった。


恋愛、男性とも
すっかり関わることなく過ごしていたけど、
そろそろ出会いを探してみても良いかも?
と思えたので、アプリを再開した。

自分が歩みたい人生を共にするには
どんな男性が良いのか、ここもしっかり考えたうえで
アプリをはじめたので、以前とは違う視点で
相手の男性たちとコミュニケーションがとれた。

そこで出会った、1人の男性。
ありがたいことに、お付き合いまで繋がった。


ただ、半年ほど経ってから、
どうしようもない問題にあたって
残念ながらお別れすることに。

でも今までの別れと明らかに違った。

理由は、

彼と付き合うまでも、付き合ってからも、
別れるときも、いつも自分で決断して、
選択してきたということ。

勇気を出して、何度も本音を伝えられたこと。

彼の気持ちは、本人に直接聞いてきたこと。

今までの私にはなかったことだった。


この頃にはもう、結婚にも焦っていなかったので、
自分の人生を着々と生きていこう、と思っていた。

その矢先、
たまたま、本当に偶然に再会したのが
例の年下ボーイ。今の彼。そして来月、夫となる人。


彼との再会〜付き合うに至るまでは
noteにしているから詳しくは書かないけど、
ここでもたくさん悩んで、迷って、
でも「自分の本音に素直に、彼と向き合う」
ことから逃げなかったから、今があると思う。


歳の差はうまくいかない。
セフレから結婚は無理。

一般的にはよく言われるし、
私の中でも一番
”想定していなかった”相手だった(笑)

でも、そういう傾向が強いと言うだけで、
結局すべては自分次第
私が身を持って証明している。
どちらにも該当するので(笑)



これから何があるかはもちろんわからないけど、
どんな未来にしていくかも、すべて自分次第。

他人と過去は変えられないけど
自分と未来は変えられる

この言葉を胸に、
これからも生きていこうと思う!




そして私の密かな想いは、
自分と同じように悩んでいる方にとって
私が赤裸々に書き溜めているnoteが
何かの気づきやヒントにつながればいいなと。

幸せになるための、
幸せになる覚悟を決めるための
きっかけになればいいなと。

そんな気持ちを抱え、
今日もnoteを書きました。

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