≪声で心臓が震えた≫という初めての経験をしたLIVEだった。
昨年末に何気なく見ていた
カウントダウンTVで
【SUPER BEAVER】
というバンドを始めて知った。
最初は、
「すんごいビジュアルしたボーカルやな」
という印象で。
でも、歌い始めた瞬間、
一気に心を持っていかれた。
心を持っていかれたというのは
なんか軽いな、ちがうな。
テレビから視線を逸らせなかったし、
今の時代には珍しいほどドストレートで
脳みそにまっすぐ届く歌詞。
心臓が震える声と音。
もう一瞬で魅了されてしまった。
何よりボーカル<渋谷龍太>の
「このビジュアルでこの歌詞?この声?え!?!」
というギャップが凄まじかった。
のちのち、渋谷さんがなぜ
髪を伸ばして、メイクをしているか
という理由を記事でみて、
自分の価値表現の仕方がかっこいいと思った。
知るって大切…
◇
念願の、念願のLIVE
年間100本前後のLIVEをしている彼ら。
このご時世、LIVEができずに
相当苦しんでいた彼ら。
それでも私たちに音楽を届け、
一緒に音楽をやることを諦めずに
状況をきちんと把握しながら
何度もLIVEの開催をしてくれた。
LIVEというもので出来上がっている彼らは
最小50人のキャパでもLIVEをする。
さすがに当選できず…
でも何が何でも彼らの音楽を生で聴きたくて
アリーナツアー2daysが当選。
念願の初LIVEに行けた。
今のご時世、何があるかわからず、
開催も危うかった。けど、
無事に開催できたこと、
まずは本当に嬉しかった。
「来るも英断。来ないも英断。
今は正解がない時代。
でも、来てくれたからには
SUPER BEAVERが何が何でも
あなたの楽しいを守る。」
というLIVEでの渋谷さんの言葉が
とても印象的だった。
◇
一発目は私の人生を変えた曲
このnoteに書いた
「ハイライト」という曲。
忘れたくったって思い出してしまう
痛みもあると思う 振り返れば
それでも今がある
だって今日も生きてる
なんの為?決まってる
幸せになる為だって
なんとこの曲が一発目できて
もう言葉にできないくらい感動して
泣いた。笑
改めて、私は
「幸せになるために生きたい」と
強く強く思った。
〈幸せになるために生きろ〉
と背中を押されている気持ちにもなった。
◇
声で心臓が震えた
バンドのLIVEは特に、
ドラムの音をはじめとした
楽器の音が心臓にドンドン響く。
でも、渋谷さんの声は何かが違った。
ラスト、アンコールで
ある曲の冒頭をアカペラで歌ったんだけど、
会場に響き渡る声。
心臓がとてつもなく震えた。
鳥肌が止まらなかった。
私はこの声を生で聴くために
2021年を生きてきたといっても
過言ではないくらい、感極まった。
◇
やなぎの書く歌詞
彼らの意外な一面のひとつは、
ギターのやなぎが歌詞を書いているところ。
やなぎの書く歌詞は、
本当に真っすぐで、
恥ずかしげもなく当たり前のことを
声を大にして書いているのが素敵。
そして、やなぎの書く歌詞に
感情を乗せて歌い上げる力が
素晴らしすぎる渋谷さん。
17年目という経歴を持ちながらも、
一度メジャーデビューし、
メジャー落ちをした過去があり、
去年、再度メジャー契約を果たした
異例のバンド。
この挫折と這い上がってきた背景が
彼らの音楽の力強さに現れていて、
さらに、LIVEで”あなたに”音楽を届けたい。
”あなた”と音楽をつくりたい。という
気持ちに繋がっているのだなと。
渋谷さんは必ず
「あなたたち」ではなく「あなた」という。
LIVEの直後とは違う
また違った余韻が湧いてきて
いまだ興奮がおさまらない。困った。
◇
ああ 僕らの歓びは
絶えず歌い続けた歌を
あなたまでくちずさんでる今日で
ああ 楽ではない日々の
隙間にそれが一筋でも
光になる歌であればいいな
嬉しい涙 / SUPER BEAVER
絶えず歌い続けてきてくれてありがとう。
SUPER BEAVERに出会えて本当によかった。
確実に、私の人生の光となる歌になってる。
もっともっと、
生で聴きたい曲がたくさんある。
絶対に、絶対に、
また彼らのLIVEに
行きたいと思った。
この姿を何度もLIVEで見ましたが、
超絶美脚でした。あっぱれ
◇
最後に
いくつかあるSUPER BEAVERの
THE FIRST TAKEの中で、一番好きな曲。
今僕らに 必要なのは
想う気持ち 想像力
さらに一歩 踏み出せるなら
想う気持ち 声に出してさ
アイラブユー / SUPER BEAVER
アイラブユーが歌いたい
アイラブユーを贈りたい
ただそれだけなのかもしれない