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大学の恩師からの言葉でいつも泣く


大学生のころ、教育哲学のゼミで、哲学対話を繰り返していました。
自分が変われば、話すことも変わり、
行動も変わり、すべてゴロゴロと回転するようにたくさんの変化があった大学生活でしたが、とにかく歩みを止めないでいることと、子どもに関わることをやめない性であることは先生もわかってくれているようでした。

日韓の中学生の交流プログラムに通訳兼引率者として参加した時の報告をしたところ、こんなメールがかえってきました。

先生の言葉のチョイスはいつも独特で、何かのエッセイを読んでいるような気持ちになります。

そして、しっかり襟元を正し、背筋が伸びる感覚にも



盛りだくさんの写真と近況報告をありがとう。
本業以外の充実ぶりがとてもよく伝わってきました。そのことを大変よろこばしいことだと思いつつ、立場上少しは心配したほうがよいのかとも少し思いつつ、さしあたり30歳くらいまでは大いに試行錯誤を続けてみてください。30歳を過ぎても模索はきっと続きます。

列島と半島の子どもたちの関係の生成は、本人たちにとっても、社会にとっても、きっと重要な意味を持つでしょう。
とはいえ社会のことはまずは大人が気にすべきで、子どもたちはただただ出会って気まずい思いをしたり恥ずかしく感じたり笑ったり共によろこんだり食べたり泣いたりすればよいのだと思います。

こうした子どもたちの笑顔を見ると、またその傍らにあり続けようとする大藏さんをはじめとした大人たちの姿を見ると、世界はまだ信じてよいと思えますし、ますますそう思えるように自分がすべきことを再確認させられます。

秋口には少しは涼しくなっていてほしいですね。
とりあえずその頃までには研究室を片づけておきたいと思います。私の夏の課題です。


秋は過ぎ、もうすぐ冬も開けようとしているこの時期。
もう一度読んで、涙が出そうです。

思考すること、考えるのをやめること
対話すること、口を噤むこと
行動すること、立ち止まること

そんな人生のすべてを愛おしいと思いながら
これからも生きていきたいと思います。



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