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恋愛観が少し変わった話

以前友人が話してくれた、「恋愛/恋人には友情/友人より期待してしまう」という価値観が腑に落ちる体験があったので覚え書きしてみます。
自分の中で納得がいかなかったものが腑に落ちた瞬間の、何とも言えぬすっきり感がとてもよい。整理して書き残したい…という動機です。

以前の自分の考え方

恋愛と友情の違いがいまいちわからない状態でした。
「恋愛/恋人には友情/友人より期待してしまう」という価値観も、聞いたときはいまいち腑に落ちませんでした。
恋人のことは好きだけど頻繁に連絡が欲しいわけでもないし、ほっとかれても全然いい…友情と何の違いが…?
スキンシップや性的接触くらいしか違いが思いつかない…
好きという気持ちは確かに存在するんだけど、この「恋愛的な”好き”」とはなんぞや…?
という感じでした。

価値観が変わるきっかけになった出来事

最近の言動・思考

都市部で恋人と会うとき、私が感覚過敏でしんどくなることが最近とても多くありました。
それに伴い、しんどそうな私の様子を見て恋人もテンションが下がっていく…という事態が多々発生していました。
そのため、「恋人に負担をかけている→嫌だろうな…→私のこと嫌いかもな…(こんな自分自分でも嫌いだしな…)→別れたいのかもな」という方向に思考が走っていってしまい、
その結果、「私のこういう特性が負担なら、離れてもいいよ」という発言をしてしまいました。

私視点では、恋人は別れたいかもしれない、という心情を汲んだ発言のつもりでした。(本当は自分の勝手な想像に基づいた勘違いなのに)
「負担だし迷惑かけるけど一緒にいて!」というのは自分のわがまますぎるから言いたくない…という気持ちもありました。

しかし恋人視点では、
「普段会うときにしんどそう→楽しくなさそう→自分のこと好きじゃないのかな…」という思考になっていたところに私の発言があって、
「自分との関係性は、別れてもいいよと軽々しく言えるくらいのものだったんだ」という方向に追い打ちをかける結果になってしまいました。

話し合いで得られたこと

そこで話し合ってお互いの思考・感情をかみ砕いて理解しようとした結果、

①私は恋人に好かれているかどうか不安だっただけなんだ
(不安だったから、嫌いかもしれないと思ってしまった。
不安になったのは、おそらく自分のコンディションの悪さや自分のことを嫌いな気持ちや、相手と過ごす時間が減っていたことが原因)

②「こういうところが嫌かもしれない」という不安があるなら、
「これは嫌ですか?」と率直に訊けばよかったんだ
(相手が自分のこと嫌いかもしれないという変な措定はしない、間違った措定に基づいた間違った気遣いもしない)

ということがわかりました。
自分の本心を分析して理解することで、率直に自分の感情を伝えたり気になっていることを訊いたりする方法を掴めた気がします。

恋愛観の変化

①の発見があったことで、
相手に好かれているかどうか不安になるほど相手のことが好きって、
相手に自分のこと好きだと思ってほしいという期待があるって、
こういう感じか!というさらなる発見がありました。

さらに友情と比較してみて、
恋愛の方が認識できる好きの度合いが大きいこと
好きが継続して認識できること
が求められているんだな!という違いを発見しました。

恋愛、友情より高コスト高スキルの上級職では…?
だから友人は複数人いても恋人は一人の場合が多いのでしょうか…?

感想

言語化することで、
「確かにそこまでは友人に求めないかも」
→「それほどのことを恋人には期待していたんだ」
という実感がより鮮烈に湧いてきました。

恋愛と友情の(自分の中での)差異により納得できた気がします。
今まで無意識だったのがおそろしいくらいに…
やはり、意外と自分の感情は自覚できていないものですね。

以上、恋愛観が少し変わった話でした。

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