【原因不明】なかなか治らないひざの痛みについて
こんにちは、柔道整復師・整体師のやまだです。
この記事は、一般の方向けの説明用に、自分の頭の中を整理したメモのようなものです。
【テーマ】
原因不明なひざの痛みについて
【問題点】
医療機関にかかっても改善しない、原因不明の膝痛について知りたい
どうしたら、改善するのだろう
◆ 医学的な検査ではわからないひざ痛があるということを知ってほしい
この考え方はとても大切
医学的な検査でわかること
・変形
・骨折
・筋肉の損傷
・靭帯の損傷
・半月の損傷
・炎症があるか
・特殊な病気か
医学的な検査でわかることは上記
→ かんたんに説明すると、カラダの構造物(骨・筋肉・靭帯など)が傷んでいるかどうかがわかる
→ これが痛みの直接的な原因である場合もあるが、原因が他にあってその結果そこに負担がかかり、構造物の異常として捉えられることがある
つまり
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・構造物の異常自体が痛みの原因の場合
・構造物は傷んでいるけど、問題はそこにない場合
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痛みの原因には、上記2つのパターンがあるということ
◇ 構造物の異常自体が痛みの原因の場合
構造物の以上が治れば痛みが改善する
具体例:お皿の骨折
転倒しお皿を骨折
→ すごく痛い
→ 固定し骨がつくまで待つ
→ 骨がつく
→ 骨折の痛みがなくなる
もう一つ
具体例:末期の変形によるひざの痛み
→ 軟骨がなくなる
→ 骨と骨がぶつかってすごく痛い
→ 人工関節
→ 骨と骨がぶつからなくなる
→ 変形による痛みがなくなる
さらにもう一つ
具体例:関節リウマチによるひざの痛み
→ 関節リウマチによるひざの炎症
→ リウマチの治療薬や炎症を抑える治療
→ 痛みのコントロールが可能
上記通り
原因が構造物や特殊な疾患にあるのであれば、そこを改善することでその痛みは必ず改善する
◇ 構造物は傷んでいるけど、問題はそこにない場合
問題はこれ
構造物はもちろん傷んでいるけど、そこに問題がない場合がある
→ こういった痛みなどはよく原因不明の痛みとして扱われる
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どういった状態か深堀りしてみる
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具体例:膝の内側が痛む
歩いてたりすると膝の内側が痛む
→ レントゲンなどでは問題はない
→ でも膝の内側が痛む
→ 原因がわからない
具体例:お皿の周りが痛む
階段の昇り降りとかでお皿の周りが痛む
→ レントゲンなどで異常がない
→ でもお皿の周りは痛い
→ 原因がわからない
レントゲンなどの画像や血液検査などの結果で異常がなかったとしても、痛みが出る原因は必ずある
→ 理由は痛いという事実があるから
✓ なぜ痛みの原因がわからないのか
痛みの本当の原因を特定できてないから
思い返して欲しい
・姿勢のチェック
・歩行のチェック
・階段の昇り降りのチェック
・痛みの出る動作のチェック
・関節の硬さのチェック
・筋肉の強さのチェック
これを全部チェックしてもらったことはあるだろうか
→ ない人がほとんど
→ 朗報:これを1つずつチェックすれば痛みの原因が見つかる可能性大
もし上記を丁寧にチェックし改善したにも関わらず痛みが改善しない場合は、痛みを改善することは難しいかも
◆ ひざ以外の場所が原因で出る痛みもある
ひざ以外の病気で痛みが出る可能性もある
・腰の病気からくるひざの痛み
・坐骨神経痛
等によってひざに痛みが出ることもある
その場合は、ひざ以外のところにも症状が出ている可能性がある
→ 腰が痛くないか、ももが痛くないか、スネが痛くないか見つめ直してみる
→ 腰を動かして痛みが強くならないかも確認
上記がある場合は、腰などの病気が原因のひざの痛みもあるので要注意
腰から来るひざの痛みの場合は、腰の治療が必要
【まとめ】
医学的な検査ではわからないひざ痛も、ひざに原因がないひざ痛もたくさんある
広い視野でひざの痛みと向き合って欲しい
この記事は、一般の方向けの説明用に、自分の頭の中を整理したメモのようなものです。