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真冬の小鳥

職場の搬入口によく来る小鳥くん(ハクセキレイ)。


暑い夏の日も雪降る冬の日も、

ご飯を求めてテチテチ歩いて、

たまに飛んで逃げてく小鳥くん。


小鳥くんに「生きるべきか死ぬべきか」なんて悩みは無い。

「ご飯を食べて、明日も生きる」

本能だけに従って生きている。


丸っこい冬の小鳥くん。

きっと明日も同じように生きていく。

「生きるべきか、死ぬべきか」

人間を進化させ、また同時に苦しめてきた“知恵”は、

人間が得た武器であり、枷でもあるのだろう。

今日も明日もその先も、

どこかの誰かが枷に殺される。


私もこの枷を外せれば、

小鳥くんみたいに飛んでけるだろうか?

🐤「シラネーヨ」
「ま、口先であーだこーだ言っても、
社会から逃げてサバイバル生活送るような
度胸も覚悟も無いッスけどね」

おわり

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