『ケアレス』ClariS(思い入れのある曲シリーズ)
昨年noteを初めてみたものの、全く続かなかった。
元々本当に継続性がないので、そうなることの予想はついていたけども、あまりに早くフェードアウトしてしまっていた。
アルバムについて記事を書くのはどうしても時間が掛かってしまうので、今回から一曲単位やそれ以外の軽いテーマでも記事を書いて、出来るだけ一日一投稿を目指して行こうと思う。
今回はClariSというアーティストの『ケアレス』という曲を取り上げる。
この曲はちょうど一年前くらいにリリースされた曲で、当時何度も繰り返して聴いていた。
改めて、どこが琴線に触れるポイントがあったのかを考えてみたい。
まずClariSというアーティストについてだが、楽曲自体はこの曲の前にもある程度聴いていたものの、アーティスト自体に対しての予備知識はありませんでした。
顔出しをしていないアーティストで、途中で2人のうち1人が脱退して新しいメンバーが加入したということくらいは知っていたけれど。
『ケアレス』を聴いて思ったのは、ボーカル2人ともに歌詞のメッセージ性を歌い方で表現するのが非常に上手いということで、特にサビのラストの歌い方にその上手さが如実に表れていると思う。
「いつか」「いらない」「添えよう」「確かで」と、毎回違う歌詞でサビは締め括られるところ、歌い方もそれに合った表現に変えられているように感じられて、特に「いつか」と「いらない」の歌い方の差は凄い。
ラストの「確かで」ではハモリが足されていて、この辺りはアレンジが素晴らしいなぁと思った。
ちなみに、この曲がタイアップしているアニメについての知識も全くないのだけれど、それでも歌詞を読んでいるだけでグッとくるフレーズがたくさんある。
アニメを知っている人はより一層感情が入るんだろうなぁ‥羨ましい。
次に曲の展開について。
この曲はサビに入るタイミングでキーが1つ上がる構成になっていて、また次のAメロが始まると元のキーに戻る。
よく最後のサビだけキーが一つ上がる曲があるけれど、この曲ではサビの度にそれまでの部分から一つキーが上がるので、サビが始まる度にハッとさせられる。
サビだけ3度とか5度上がる、もしくは下がるパターンは多々あるし、それはそれで魅力的なんだけど、この1つ上がるパターンはまた違った味わいがあって好き。
全体的なコード進行はアニソンの王道進行といった感じで、ところどころにテンションコードが入ってくるので、何度聴いてもワクワクしながら聴くことができる。
あとは所々で入ってくる印象的なアコギと、燻銀な感じのクリーンのギターのバッキングが渋くて、こんなギターが弾けたらなぁとつくづく思う。
1年経って聴いても本当に良い曲。
ClariSは他にも『プロミス』『ルミナス』『ホログラム』辺りは堪らなく好きです。
やっぱり思い入れのある曲だからある程度の文字量書くことができた。
これからはもう少し簡素な文になることが増えると思うけど、何かしら続けていきたい。