オプティマイザーになるために
衝動買いというやつ。
本当に必要かどうか、その判断をして購入したとしてもそれでも買った後に公開することが多い。
欲しいと思って買った服も家に帰れば似たような服が何着もあったりする。
そんな経験はきっと僕だけじゃないはず。
一時期、家にあるものがうっとおしくなって手当たり次第に処分した時期があった。使わないものを置いていても仕方がない、本当にまた使いたくなったら買いなおせばいい。そんな思いで売ったり捨てたり、人にあげたりした。
限られた自宅のスペース、際限なくモノを置くことは良しと思えない。
しかしながら、ふとした時にあの捨てたやつを使いたくなる時があった。
当たり前の話だが必要なモノは捨てるべきではない。
そうならないためにはオプティマイザーにならなければならない。
オプティマイズ。
つまりは最適化。
不要なモノを処分し、必要なモノを残す。
それはモノのあり方を考えるだけでなく、同時に頭の中もクリアーな状態を保つということになる。
実用的なパソコンが必要で、置物であるぬいぐるみが不要であるということではない。
他人にとっては不要に見えるぬいぐるみでも、そのぬいぐるみによって気分が癒されたり、何かの活力になるのならあなたにとってはそれはとても必要なものになる。逆にパソコンでも埃かぶって滅多に使用しないものであれば、それはあなたにとっては必要ではない。
そう考えると最適化という言葉が見えてくる。
ちなみに人は、モノに対しては買ったことに後悔して、経験に対してはやらないことに後悔すると言われている。
やらない後悔よりやった後悔のほうがいい。その言葉はあながち間違いではないということだ。
と考えれば一夜の過ちなんて言葉は存在しないということである。