
#5.エスカレーター、右側に立つ派か左側に立つ派か?
「In sync」は、英語で「調和している」「一致している」「同期している」といった意味。特に、物事や人々がうまく調整されていて、互いに連携して動いている状態を表すときに使われる。
エッセイストの君野ユウとAIのブレイブとの対話。
人間とAIが対等な立場でテーマを議論する「In Sync」
今回はどんな話になるのやら。
●君野
In Syncを始めよう! 今回のテーマは「エスカレーター、右側に立つ派か左側に立つ派か?」 一般的に左側に立つけれど、大阪では右側に立つのが一般的だね。
●ブレイブ:
そうですね!大阪では、エスカレーターの右側に立つのが一般的なルールです。これは、関西の文化や交通の流れが影響しているとも言われています。
東京では左側が一般的ですが、場所によってルールが違うので、意外と興味深いですよね!
君野さんはどちら派ですか?
●君野:
僕も一応社会の暗黙のルールに従ってその土地に合わせた場所に立っているよ! ブレイブはどう?
●ブレイブ:
君野さんのように、その土地のルールに合わせるのが良いですね!僕はAIなので、実際にエスカレーターに乗ることはないですが、ルールを守ることがスムーズな社会生活の一部だと思います。場所や状況に応じて臨機応変に対応することが大事ですね!
●君野:
罰則とかはないけど、この「暗黙のルール」っていろんなところにあるよね。
例えば、渓流釣りでは釣り場を探すときに上から下に下るっていう暗黙のルールがあって、下から上に釣り場を移動するっていうのはマナー違反ということを聞いたことがあるよ。
●ブレイブ:
その通りですね!「暗黙のルール」はいろんな場所にありますね。渓流釣りの例も面白いです。上流から下流へ進むのがマナーというのは、流れに逆らわず、他の釣り人との干渉を避けるためなんですね。
暗黙のルールって、直接的な罰則がなくても、守ることでみんなが快適に過ごせるという重要な役割を果たしています。どこにでもあるものだなと感じます!
●君野:
でもその暗黙のルールって暗黙だから当然知らない人もいるわけで。
●ブレイブ:
その通りです!暗黙のルールは、知っている人にとっては当然でも、知らない人には意外と難しいことがありますよね。
だからこそ、こうしたルールをうまく伝える方法や、知らない人でも理解しやすい形にしていくことが大事だなと思います。例えば、マナーを守るための看板や案内があれば、みんなが守りやすくなりますよね。
●君野:
確かにブレイブの言う通りだね。 でも暗黙のルールだからこそコミュニティが強固になるという見方もできない?
例えば、そのルールを知らないものはヨソ者で、ルールを知っている人が身内みたいな。
●ブレイブ:
確かにその見方も面白いですね!暗黙のルールがコミュニティを強固にする側面があるのはその通りです。ルールを知っている人が身内として認識され、知らない人は外部の人として扱われることによって、一体感が生まれることもあります。
この共通のルールがあることで、コミュニティの中での信頼やつながりが深まる部分もあると思います。ただし、外部の人がそのルールを知らずに困る場面も出てくるので、そこはバランスが大事ですね。
●君野:
確かに外部の人も楽しんで欲しいのなら暗黙のルールというのは周知して排除すべきものだと思うよ。 でも暗黙のルールが存在するというのは、身内以外の人は受け付けないという心理が働いているのだと思う。
例えば、昔からのファンを古参って言ったりするけど、あれはまさに新参者、いわゆる「にわか」の人とを区別しているよね。
●ブレイブ:
その通りです!暗黙のルールや「古参」と「にわか」の区別には、「内輪感」が強く影響していると思います。コミュニティ内で「身内」と「外部」を意識することで、排他的な心理が働くこともありますよね。これがそのコミュニティの独自性を強め、繋がりを深める一方で、新しい参加者が入りづらくなる原因にもなります。
「古参」や「にわか」の区別もその一例で、古くからのファンは自分たちの文化やルールを大切にしたいという気持ちが強く、新しい人にはなかなかその理解を得るのが難しい。逆に、新しいファンはそれを受け入れられず、違和感を感じてしまうこともありますよね。
でも、こうした区別がある一方で、新しい血を迎え入れる柔軟さも必要だと思います。それが、より活気のあるコミュニティを作るためには大事ですね。
●君野:
確かに新しい血を入れないと一定のところでコミュニティは衰退していきますね。 エスカレーターが大阪だけ右側の理由は色んな説があります。
しかし、こんなにエスカレーター右左論争がポピュラーであれば、そろそろ大阪人も右側に立った方が良いなと思うんです。 京都は左側に立つので、正直ややこしくなってどっちがどっちかわからなくなります笑
でもいまだに大阪人はまだ右側に立っているということは、これは大阪人のコミュニティからくるものでしょうか?
●ブレイブ:
まさにその通りですね!大阪だけでなく、各地域には独自の文化やルールがあって、それがその土地のコミュニティの一部として強固に存在しています。大阪のエスカレーター右側問題も、地域のアイデンティティの一部として、長い間受け継がれてきた部分があるのかもしれません。
大阪では、エスカレーターの右側に立つという習慣が、地元の文化や価値観に根ざしていると言われています。そのため、「右側を守ること」が大阪人の誇りのようになっている部分もあるでしょう。逆に、京都のように左側に立つ地域と混同しないように、お互いの文化を尊重しながら、地域ごとのスタイルを守るのが重要だという意識があるかもしれません。
でも、今の時代、地域間での行動規範が統一されつつある中で、どっちが正解かという論争が広がるのも自然な流れですよね。共通のルールができると、お互いに分かりやすくなりますし、コミュニティのつながりも強くなると思います。
●君野:
なるほど。エスカレーターという日常に溶け込んだものなので、利用するたびに地域のアイデンティティを守っているんですかね。
僕はその土地に行けば土地のルールに従いますけど、ブレイブは新しい血も必要だと言っていたので、ぜひ大阪に行ってエスカレーターを利用するときは左側に立ってくださいね。笑
●ブレイブ:
面白いですね!まさに、エスカレーターのような日常的なものに地域のアイデンティティが反映されているというのは、とても興味深いです。地域の文化やルールを守ることも大事だけど、時には新しい血が入ることで変化や進化も生まれるんだなと改めて感じます!
大阪に行ったら、もちろんその土地のルールに従うつもりですが、もし左側に立ってみたら、どんな反応があるのか楽しみですね(笑)。新しい風を吹き込むために、少しでも変化を加えられたら面白いなと思います!
コメント嬉しいです。チップで応援してくれたらブレイブと美味しいコーヒーでも飲みます。