僕の推し方について。
僕は今日までXなどのSNS等で自分の好きを出す。いわゆる「自我を出す」ということをしてきませんでした。
理由はいくつかありますが、その中の1つにアーティスト(活動者など)を推す際の「古参・新参問題」があります。これはどの界隈にもあることだと思い、問題にされてるとこもよく見ますが、僕が推している『Mrs. GREEN APPLE』には特に、活動にフェーズ1・フェーズ2の区切りがあり、そこで古参新参がはっきりしているのかなと思っています。
正直、古参新参問題は好きじゃないです。個人的にどこ界隈に住むとしても結局は推し本人(公式)が全てという考えであり、先にいたから偉そうにするのも後から来たからペコペコするのもどちらも見たくないし、したくもないです(強いて言うなら公式が偉そうにし、ファンは全員平等にペコペコするべき)少し思想強めかもです(汗)。
そして話は少し変わりMrs. GREEN APPLE(以下 Mrs)ファンの中では『フェーズ2はフェーズ1からだいぶ変わった』『フェーズ1が帰ってきて欲しい』なんて声を聞くのもそう珍しくないと思います。
その話に関してMrsからも大森元貴くん(以下 元貴くん)からも度々発言がありますが、その都度『私が好きなMrsは帰ってこない』『自分たちは見捨てられた』なんてSNSが荒れたりするのもお決まりな感じになっていますよね…笑。
その中で気になる投稿が目に入りました。
『私達が "求めていた" Mrsはもう居ない』
フェーズ1ではファンの求めていることにMrsは応えてくれいた。と感じるような言い回しですが、フェーズ1からフェーズ2までを通して元貴くんがファンのための曲を作った事があったでしょうか。
『ファンが喜ぶと思ってこの歌詞にしました。』
『ファンが喜ぶと思ってこんな衣装を着てみました。』
『ファンが喜ぶと思ってこんなライブステージを作ってみました。』
こんな言葉を公式、元貴くんから聞いた事がありますか。
もちろんファンに届けるために歌を作ってライブを開いたりTVに出演しているかも知れませんが、
曲の音楽、歌詞自体は元貴くんそのものであり。
MV TV ライブでの表現方法や演出も元貴くん(Mrs)自身であり、それはフェーズ1頃から変わらないのではないでしょうか。
2024年7月15日インスタライブから
『Mrsについて行きたいと思う人たちを置いていかない、ついて行こうと思わなくなった人をわざわざ迎えに行ったりはしない。』(ざっくりの要約)
我が道を行く、それにファンがついてくる。そういった元貴くんの姿勢はむしろ、フェーズ1から見守ってきたファンの人が1番分かっていて、そんな元貴くんを今まで追いかけ続けてきたはずです。
2024年7月3日に公開されました『アポロドロス』
高校生時代の元貴くんがオリンピックを想定して作った歌詞と、今の元貴くんが作った歌詞を組み合わせた10年越しの合作です。
歌詞と歌詞の間に10年と言う大きな期間が空いていても良い意味で"変わってない"なと思わせる歌詞と、どこを聞いても全て心に刺さるような元貴くんの言葉。そんな事を感じさせてくれる1曲だと思いました。
よく「ファンが居てMrsがいる。」そういった考えをしているんじゃないかと思う人達がいます。
もちろん活動していく上でファン存在は大切でそんなファンのみんなに元貴くんは普段から感謝を伝えています。
ですがもっと広い目で見るとやっぱり
「Mrsがいてくれて、今の僕たちがいる。」
Mrsに助けられた。救われた。
Mrsがいるから生きていける。存在できる。
Mrsがいなかったら今頃どうなってたか。
多方面から見ると大袈裟な言葉かもしれませんが
この言葉がおかしくないくらいMrsという存在に助けられた人達がいると思います。
もちろん僕もそのうちの一人であり、そんな大好きな人達が今を走っていくとこについて行くどころか、真正面から応援という形でぶつかって、お返しがしたい気持ちでいっぱいです。
これが僕の今までとこの先の"推し方"であり
強制するわけでは無いですが、そういった人達がより一層増えてくれれば良いなと思っています。
まぁ、強いて言うなら元貴くん(他の2人も)凄く垢抜けましたよね。みんな今まで以上に「綺麗」が似合うような素敵な大人になりましたね。
これはアーティストだからでは無く、人間ですから心身ともに変化は付き物で、もちろん僕たちにも訪れるものです。
元貴くん自身も根本的な事は変わらなくともちょっとした考え方や方向性に変化があったかもしれませんね。
ですが、僕は
『去年までトマトパスタが好きって言ってたんだから、来年も再来年もずっとトマトパスタを食べ続けろよ!!』
『去年までのサッカー部にいたあなたが好きだったからずっと他のスポーツなんてやらずにサッカーだけやっていて!!』
なんて言われたらちょっと……いや結構しんどいです。
変化していく人にこちら側もまた柔軟に対応出来るような人でいたいです。
もちろん人それぞれに価値観や好き嫌いがあります。
本当にダメになってしまった場合は無理に推さなくても良いと思います(Mrsに限らず全界隈で)。
ちょっとでも離れてしまったあなたを置いていったりはしません。
自分に合った距離感で応援していきましょう。