簡易的なUK Hardcoreのキックの作り方(Kick2)使用
皆さんukhardcoreというジャンルを知っていますか?
因みにこんな感じ
https://www.youtube.com/watch?v=xdIxrgQfGMg
早速ですがこんな感じのキックを作ってみましょう!
…と言いたいところですが自分が作ったのがPsy感(サイケデリックトランスのあのキュ!みたいなキック)になってしまったので過度な期待はしないのが吉ですw
しかしPsyスタイルのキックを使ってらっしゃるアーティストさんもいるのでご安心を!
簡易的なキック作りの流れ
まずはこちらの画像をご覧ください。
簡易的ですが順番を振り分けました。
出来た音がこちら、順を追って説明したいと思います。
1.outputgainをー3からー5dB下げる
これは音割れを防ぐためにやってます(リミッターあるんであんまり実感ないと思われますがやっておくといいかもです)後は単純に音が大きかったから下げました
2.ピッチの調整でキャラ付け
これは画像を参照に作ってください
白い丸点はダブルクリック(削除も同様)で追加削除出来ます
最初に下のlengthを566msに設定してください。これは全体的なキックの長さです
G#9で立ち上がり感、C7,G#5でアタックの音色、G#4でキックのドン!という音の調整、D3,G1,D#1でキックの低音部分の調整及びキャラ付け、みたいな流れになってます。
因みにlengthを短くするとタイトに長くするとルーズになります、ukhardcore系はタイトなキックが大半を占めるので600~400ぐらいが丁度いいかもしれません。
後この画像でいうG#9,C7,G#5をいじるとキックの始まり部分のキャラが変わるので、白い丸点を動かしたり増やしてみたり逆に減らしてみたり…etc
色々いじると面白いので試行錯誤あるのみです!
3.その他レイヤーを追加
このキックはプリセットのanalog-defaultで作ったので高音部分が足りなかったのでレイヤーを追加しました。これに関しては好みで大丈夫です、カチカチとかツッツッとか、最大3つレイヤーできるので色々あるので試してみてください。右の白い線で音量、その下のつまみで左右バランスの調整が出来ます。
clicksかhatsをlength短くして歯切れよくするのがオススメです、因みにオーディオファイルもぶち込めるらしいです(自分はあんまり使いません)
一番下のピッチに関してですがサブベースが強く出すぎていたので下げました。
エフェクト挿入
エフェクトは今回はeq、サチュレーション、トランジェント系のエフェクトを使いました。サチュレーションはお好み、トランジェント系はアタックを調整、eqはベースと被らないように調整。(プロジェクト保存するの忘れてサチュレーション、トランジェント系の画像が元のプロジェクトと一致しないかもしれませんです、すみません…)
まとめ
まとめてみると
ゲインを少し下げる
ピッチを調整、音色とキャラ付けをする
レイヤーキックを追加
エフェクトでまとめ上げ
完成!
お疲れ様でした!
uk hardcoreのキャラ作りお疲れ様でした。ベースとか色々追加したのがこちらです(今回は簡易的なのでサンプルオンリーです)
おまけ
おまけでちょくちょく見かける急なrawstyle?っぽい感じのサウンドを作ってみましたkick2だとめっちゃ簡単に作れたので
https://soundcloud.com/n333q/ampx6zvnyg6t
最後に
ここまでご覧いただきありがとうございました!uk hardcoreのキックづくりの一助になれば幸いです。
他にもサンプルパックを利用したりするのも一つの手なのかなーと思います、しかし自分で作るのもなんだかんだで楽しいのです!
けど自分に合ったスタイルで作るのが一番!アディオス!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?