作品にも真摯に向き合う大野さん
自己の内面と可能性に謙虚に真摯に
写真フォルダを整理していたら書家の森大衛さんが
以前ブログに書かれたものをスクショしたものが出てきた。
そう、大野さんはダンスにしても歌にしてもお芝居にしてもモノづくりにしてもとにかく自分の主張は一切なく、
ただ自己の内面と戦い自分とひたすら真摯に向き合う人である。
ダンスは他者の評価など目もくれず自分が納得するまで自分がこうなりたいと決めたところへ到達するまでひたすら練習を積み重ねる。
歌に関しては一生納得いかないと言うほど、これでよしとするのではなく常に上を目指し、そして「自分の勝手な思いだけで歌わないようにしてる」というスタンスを貫いている。
お芝居に関してはよく"大野智の演技は憑依型"という表現をされるが、その役になりきる演技はきっと想像以上の役作りが陰で行われているであろう。
セリフ覚えが特徴的な大野さんは相手役や自分の役に関わる人全ての役になりきりそれを演じながら自分のセリフを覚える(大野さんならではの独特の世界観)。
そして全てを自分の中に取り込み監督の要望以上のものを出してくるのが大野智という人。
もちろん作品に関しても森さんが仰った通り常に自己の可能性と向き合いながら作りあげているのだと思う。
ファンとしてもっと自己主張してもいい実力があるのにっていう歯がゆさもあるが、でもそこを主張しない、常に謙虚、他者の評価など関係ない
"ただ自己とだけ向き合う"
これが大野さんでありずっと変わらない確固たるスタイルである。
結局のところここがファンとして人として尊敬出来、彼について行こうと思えるところだから仕方ない。
そういう生き様を見せてくれる大野さんという人は本当に人生においていろいろなことを教えてくれる。
そしてどこまでもお手本にしたい人。
そんな彼だからこそ、この先も待つ意味はある。
"今日もあなたの帰りを待ちます"