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【初めての今ドキ登山】暑っつい! 立山へ行こう!(@富山県立山) その2


 2023年8月12日、立山に登った。その模様はすでに動画でこちらに公開してある。↓

 noteでは、動画で表現できなかったことを書こう。つまり、
 1.撮影しなかった、できなかったこと。
 2.AV、視覚聴覚以外の感覚のこと。
 3.映像や現象の裏にある、理由、感情、背景、歴史。
 4.なぜ山に登るのか、山に登るとは自分にとって何なのか。

以上、前置き終わり。その1の続きです。


 5時40分ごろ、立山駅へと右折したら、車が列をなしている! 流れに従って辿りついたのは、川沿いの駐車場。まだ6時前なのに、駅前の駐車場はもういっぱいなの?!


山と川沿いです
夜明け前なのに埋まりつつある駐車場

 「駐車場めっちゃ混む」という事前情報は得ていたが、その対策もあって早朝出発したのに、これですか。予想以上でした。
 結局、駐車したのは立山駅まで800m。これが近いのか遠いのか、よく分からん。


 歩いて立山駅に着いて、また驚く。
 繰り返すが、まだ6時前。ケーブルカーもバスもまだ動いていないし、駅のきっぷ売り場さえ開いていない。
 その開いていない売り場の前に、長蛇の列がコンパクトに折りたたまれて、四角の固まりになっている。


 他にも駅前ロータリーにたむろする、見るからに山登りするぞ、というザックを担いだ人々が多数いる。普通こんなに人のいないところだった筈なのに、さすがにシーズンは違う。いや、夏休みのお盆休みの、そして14日から台風が接近するから、立山に登るなら、11日、12日のうちに! と考える人の何と多いことか! 私もその1人です。
 私はきっぷをWeb予約していたので、プリンターで印刷したQRコードを自動発券機で読み込ませると、ラベルのようなきっぷが出てくる。室堂直行バスを予約した。出力されたきっぷには6:50とある。
 今、6時ごろだ。出発時間まで何しよう。


 今、この時間、アーティストウェイ・グループではクラブハウスで朝活しているはずだ。お誘いのメッセが届いていた。参加しようか。
 今、私N2は立山駅にいて室堂直行バスを待っている。これから立山に登る。これから3,000m級の山に登る人の現場中継なんて面白くないか、と考えだしたら、ワクワクが止まらなくなって、しかし、アーティストウェイ・グループのクラブハウスは、そういう目的じゃないから、お邪魔になってしまうかもしれない。

 私がこれから立山に登ることを、どうしても誰かに言っておきたかった。このことは、会社でも地域でも言っていない。伝えるべき家族はいない。ただアーティストウェイ・グループでだけ、12日に登ることを告知した。万が一、私が遭難しても警察に捜索願いを出してくれる人はいないし、きっと誰も、どこに行ったか、心当たりがない、として行方不明になってしまうんだ。
 そんな迷惑をかけないように、絶対に無事に帰る。そう決意はしているものの、「絶対」ということは絶対にない。

 結局、クラブハウスにJoinした。今、立山駅にいてバスを待っていることも、これから山に登ることも言った。主宰の波奈さんからは「気をつけて、無理せずに」と言われた。

 そして6時半が過ぎて、そろそろ直行バスが来る。と思うが、バスの待ち場には6:50分のバスの案内が出ない。しようがない。6:40分の直行バスに乗りこもうとすると、係の人が「このチケット、ケーブルカーですよ」
 え?
「室堂直行バスで予約したんですけど」「でも、チケットはケーブルカーになっているんで、ケーブルカーで行ってください。6:50のに、間に合います」
 なんだかなー。釈然としないが、まあ、いいや。立山登山は、室堂から美女平までのケーブルカーがいいんだ。元々、それに乗るつもりだったし。


ケーブルカーのホーム
ケーブルカーの中から外を見下ろす。お客さんのザックを貨物台に積みこんでいるところ。

《……to be continued》

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