「入院生活」9 イヤー・タペストリー
12月21日
やっとボールペンが届いた。今朝のモニペを書いている途中、ボールペンのインクが切れた。ノートに字を書くことができなくなった。
ボールペンは入院してから売店で買った新品だった。13日から21日までの9日間でボールペン使いきったことになる。私、どんだけ字を書いているの。本当にノートに1日7,8ページ暇さえあれば、何か思いついたり、記録すべきことがあったら、何でもノートに書いた。だからボールペン1本のインクを使いきった。
ボールペンがないので、朝からイヤー・タペストリーをやった。昨日描いた線画に色鉛筆で色つけする。今日中に全部色塗りして、あと余白にさらにお絵かきして、明日はエネルギーや気分を色で表現して、金曜日に完成。の予定。
イヤー・タペストリーというのは、飯島波奈さんが主催する12月のアートセラピー教室で行われたエクササイズで、今年2022年を振り返り、1年を長い紙に巻物のように描くものだ。描き方は自由。具体的な絵で描く必要もなく、色や線、図形などで表現してもいい。とにかく、あなた自身の2022年を紙の上に表現してください。
お絵かきなんて学生時代以来だ。色塗りに没頭しているが、イヤータペストリーが楽しいかどうか、よくわからない。楽しくない、わけでもない。
どうしてイヤー・タペストリーをやろうと思ったのか、というと、波奈さんのアートセラピー教室に参加したエジコさん(ライター部部長)がSNSで自分のイヤー・タペストリーを発信していたのを見たのが、きっかけ。
「波奈の部屋」で「一年の振り返りは大事」と語っていたし、どうせ入院生活は暇だから、今ここでやってしまおうか。
もう一つ、暇な入院生活を楽しくする、何らかのアクティビティをしなくてはならないが、ノートに字を書く系、スマホの画面をチマチマ操作する(SNSとか)系は限界がある。ちいさなところを凝視していると、視神経を酷使すると、私は別の頭痛になってしまう。
ネットラジオ、スタエフラジオの聴覚系も、相部屋だから音量を絞らざるを得ず、限界がある。運動系のルーティンも入れて、できるだけ目を使わないように心掛けている。
イヤー・タペストリーは視覚系の行動だが、目を酷使しなくていいかな、と思い、やってみることにした。